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熊本阿蘇・高千穂旅行の記録 #02 雨続きの2日目、熊本市街地

熊本阿蘇・高千穂旅行の記録を綴っている。
2日目のおはなし。

以前のおはなしはこちら ↓
#01 雨予報の熊本阿蘇1日目、一番楽しみにしていた観光スポットが…

長崎次郎喫茶室

事前に調べた天気予報では2日目が一番大雨になる予報だったので、2日目は熊本市街地の観光に充てることにした。
朝は遅めの起床、真っ先に向かったのは長崎次郎喫茶室。
私の大好きなレトロ建築の中にある喫茶室。

目の前に市電が通っているのも
なんとも風情ある光景
1階は書店で、2階に喫茶室がある

平日開店直後ならば空いているのでは?と思って向かったが、狙い通り誰もいない!この日は13時半から16時まで貸し切りだったそうだ。
開店直後に来て良かった…
危うく前日のくまモンポートにつづき悲しい思いをするところだった。

店内も期待通りの雰囲気のよさ
窓から見える市電もよき…
夫はカレーライス、私はナポリタンを注文

アツアツ、思っていたより具だくさんでケチャップの焦げ具合もちょうどよく、とても美味しい!

食後にブレンドコーヒー、プリン、フレンチトーストを頼んだ。
このプリン、個人的にものすごく好み!
見た目はいわゆる昔ながらのレトロプリン、固めプリンなのだが、スプーンですくうと想像より滑らかな食感だった。フレンチトーストも見た目通りの間違いないお味。注文したものはどれもとても美味しかった。

人が少なかったのでだいぶゆっくり過ごさせてもらった。
レトロ建築の喫茶室やレストランってどこも有名観光地で人がいっぱいなので最近はコロナもあり、なかなか入ることができず指をくわえて外観を眺めるだけのことが多かったが、久しぶりに食事もデザートも頼んで満喫できたので嬉しかった。

会計場所にあったレトロなオルガン
こういうのがたまらなく好きだ。

喫茶室の階段を下りてすぐ隣には貸しスペースがあるようだ。
いいな、こんなところで個展とか開いたら雰囲気もあってお洒落だなーなんて妄想をしてみる。

熊本は人が親切、車の運転マナーに感動…

話は少しそれるが熊本に来て感じたこと、それは人がとても親切!
飲食店、コンビニなど、店員さんがみな本当に感じのいい人が多かった。
それと車の運転がとても親切で驚いた。
私の住む町は車の運転マナーが悪いことで有名な地域だ。
レンタカーで旅をしているわりに夫婦揃って運転はあまり得意ではないので、自分の住む町ではいつもヒヤヒヤしながら運転している。ちっとも道を譲ってくれないし、モタモタしているとすぐにクラクションを鳴らされる。
なのでその感覚で熊本を運転していると、快く道を譲ってくれるし、慣れない土地で少しもたついた運転をしてしまった時も地元だったらすぐクラクションを鳴らされるような場面でも鳴らさず待ってくれていて感動した。
と言うか、これが普通で私たちの住む地域がヒドいのだろうか!?
私の地元の車ユーザーには運転意識をもう少し何とかしてもらいたいものだ。

熊本城

次に向かったのは熊本城。

初めて熊本城に来たが、震災の被害が想像以上に酷いことに驚き、なんとも言えない気持ちになった。
お城の中を見学できるまでにはなったようだが、まだまだ完全に修復できるまでには時間がかかりそうだった。

熊本城ってこんなに大きいお城なんですね。
かっこいいお城です。

くまモンスクエア

長崎次郎喫茶室、熊本城をまわり終え、2日目のメインスポットはこれで終了(笑)
あとは3日目の昼食を調達するのみ。
3日目は高千穂へ行く予定なのだが、調べてみると高千穂はあまり飲食店がなさそうだった。3日目は土曜日。数が少ない為、ひとつの飲食店に人が集中しそうな気もする。
混雑している飲食店はなるべく避けたいので熊本でお弁当を買って行こうという算段だ。
向かうは熊本を代表する老舗デパート、鶴屋百貨店。
鶴屋百貨店のすぐ近くにはくまモンスクエアと言う、熊本県の営業部長として全国を飛び回っている「くまモン」の活動拠点があるらしい。せっかく近くまで来たし、寄ることにした。

ちょうど活動を終えて戻っていくくまモンの姿が…!!
くまモン営業部長室
レトロな黒電話にもくまモンの赤いほっぺたが付いてる!

懐かしの回転するお菓子!

ひとしきりくまモンスクエアを楽しんだあとはデパ地下で食料調達。
お弁当を買い、少しウロウロしていると懐かしいものを発見した。

回転するお菓子!!!!

これ、今はもうなくなってしまったけど私の住んでる地域にも昔デパ地下にあったんですよ。小さい頃よく親に買ってもらっていた。
この円形の台がゆっくりひたすら回転していて、その場で回ってくるお菓子を選んでカゴに入れるシステム。
お菓子のラインナップはほとんど一新されていたけど、2、3種類まだ当時のままのお菓子が売っていた。
熊本の百貨店ではまだ現役なんですね。ちょっと嬉しくなりました。

CHEMIN D’INFINI シュマン・ダンフィニ

3日目の昼食を調達し、そのまま熊本駅で早めの夕飯を済ませる。
その足で向かったのはCHEMIN D’INFINI(シュマン・ダンフィニ)と言うケーキ屋さん。
なにやら夜からオープンする大人カフェだそうで。

ありました。
階段を上って行った先にあるようだ。
明かりが付いてる!

ひっそりと、隠れ家的な感じでお店が存在するのがお洒落だ。

ショーケースにずらりと並ぶケーキ

第一印象は見た目がとても個性的!
なんだろう、うまく言語化できないが、色味やデザインからもう大人のケーキという感じ。
ケーキを見ただけではどんな味のケーキなのか全く想像がつかない。
ショーケースの上にひとつひとつケーキの説明書きがあるのでそれを読んで選ぶ。
種類が多い上に、どれも説明書きを読まないとどんなケーキなのか分からないので選ぶのにとても時間がかかってしまった。
そして2つのケーキを購入。

ラメール
(しっとりガトーショコラ、カシスのムース)
きまぐれ
(キビ糖の生地 リンゴのバターキャラメル、キャラメリゼしたマカダミア)

店内もアンティークな雰囲気でとても好きな感じ。
買いに訪れた時は誰もいなかったので本当は店内で食べたかったのだが、夕飯を食べたばかりでお腹がいっぱいだったので泣く泣くテイクアウトして宿で食べることにした。

食べてみて納得、見た目も個性的だが味も個性的だ。
店内ではお酒も飲めるらしく、お酒に合いそうな味のケーキ。
とくにラメールのカシスのムース部分はだいぶ酸味が強め。
大人のスイーツだなぁという味だった。
きまぐれの方はキビ糖の生地が美味しかった。
ケーキの見た目、味、店内の雰囲気に至るまでコンセプトやこだわりが感じられていいなと思うお店だった。


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