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コンサル映画、喜剧「蒲公英」1985「美味拉面」

実は7、8年前に初めて観ました。中国語字幕付き。「お葬式」の才能はよくわかったのですが、こちらが子供でついていけなかった、というのが正解のよう。「タンポポ」初見でも同様。なかなかこってりした濃厚な映画でした。濃厚なという意味は、ビスコンティのような鈴木清順のような、はたまたブニュエルのようなチョットエロチックでデカダンなスケッチが交錯します。わたしは十分にグルメ映画だと思いましたが、妙に分別くさい料理系のドキュメンタリー作品を観ている人には、油脂過剰に感じるかもしれません。伊丹的に教育的だと思います。
改装後のタンポポは「珈琲館のような」と字幕されていました。最近の改装といわれてもそんなに違和感を感じません。

最近は好奇心がソソラレない、料理人の話や、食材の話、料理を評価する審査員の話など多すぎます。「かもめ食堂」傾向は肌にあいません。まだ対決ものの方がよかったかしら。最近では、孤独なひとり飯路線。ラーメンは一人で食べるのも、一人で店を切り盛りするのも可ですが、わがままをいえば一蘭みたいなのは苦手。
「タンポポ」は「シェーン」的な設定なので、「ラーメンウエスタン」と称しましたが、観てみると「墨攻」的といえるかしら。


おまけ。
7年ほど前にテレビかネットで見た修行内容。


2017年ニューアークの空港のラーメン店。
すごいラーメンでした。


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