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プラムツリーの星読み

タッキー816みのおエフエムで、
担当させていただいている番組「タッキーBOX」(月)で
月に一度、太陽星座が切り替わる週に
その星座の特徴をお話するコーナー
「プラムツリーの星読み」があります。

大好きな星読みをとおして、
ゆるくやわらかく、星の世界を知ってもらえたら…と
毎月、誕生シーズンの星座や
簡単な運勢などを紹介させて頂いてます。

コーナーの前に、ご紹介する星座の原稿を作るのですが、
間違ったことは伝えられないので、
分かっているつもりの事も、もう一度勉強したり・・。
そうするうちに、元々好きだった星読みへの愛がさらに深まったり
その月の星座が前より好きになったり・・という
嬉しい効果もあるコーナーで
「やってみない?」
と言って下さった箕面FMの方には、
いつも、感謝でいっぱいです。

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西洋占星術って・・


ところで・・。
西洋占星術って、どうやって読んでると思いますか??

じつは、地球から見た太陽の通り道である
「黄道」にある12星座を、春分点を起点にして読んでいるんです。

黄道12星座(小学館・デジタル大辞泉)

※画像出典/小学館:デジタル大辞泉

古代オリエントの時代は、春分点はおひつじ座にありましたが
現代では魚座のところにあります。
とはいえ、占星術では今でも春分の日のおひつじ座が
12星座のはじまりです。


また、この太陽の動きを
東洋ではさらに細かく、24個に分けて名前を付けていました。
これが「二十四節気」です。
二十四節気の節気の節目と、西洋占星術の星座の節目は連動しています。

洋の東西は違っても、それぞれ太陽の動きに
名前をつけていたんだな…と思うと、
人の心って、根っこは一つなのかもしれません。

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ジオセントリックとヘリオセントリック


そんな西洋占星術ですが、じつは厳密に言うと
読み方がふたつあります。

それは、地球中心に星を読む「ジオセントリック」と
太陽中心に読む「ヘリオセントリック」というもの。

「ジオセントリック」は、自分たちが足を踏みしめている
この「地球」を中心にして星を観ていきます。
そのため、
才能や運命など、具体的な情報を読み取ることができます。

一般的に「星占い」と言われているのは、
このジオセントリックです。

ジオセントリックの知名度が高い事もあって、
星読みは、こうした
現実に役立つ事だけを読むものと思いがちですが、
じつは、けっこう奥の深いもの。

「太陽」中心に読む「ヘリオセントリック」では、
地球からではなく、太陽からの視点で星を読んでいくので、
私たちがいるこの地球も、星のひとつに入ります。

視点が広大で、読み取る情報も
自分自身は、この地上に何をしに来たのか・・?
魂の根源的な目的はなんなのか?
といったものに…。

大切な視点ではありますが、
今すぐ現実で役に立たないせいか、需要は少なめ…。
認知度も少ないです。

個人的には、ヘリオセントリックも好きですが、
魂レベルの目的」というのは、
本人が、いますぐ知りたくない事も多く、
そういったスケールの事を、聞かれてもないのに伝えるのは冒涜だと思っています。

それに「ジオセントリック」でも
たくさんの情報を伝えることができるんです。

地上の人生の基礎」を知れば、自然と
天上の視点から見た意味」が観えてくるもの。

だと、私は思います。

魂レベルの目的なんて、本人がしかるべきタイミングで
自ら手にしていくもので、
誰かが横から教える事ではないんです。

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太陽星座と地球星座

‥話が長くなりましたが。

今書いた
「ジオセントリック」には「太陽星座
「ヘリオセントリック」では「地球星座
というものがあります。

普段私たちが「何座生まれ」といっているのが
ジオセントリックの「太陽星座」。
そして、このジオセントリックに出てこない星座が
ヘリオセントリックで使う「地球星座」です。

耳慣れない言葉ですが、これは
生まれ星座の反対にある星座」の事でもあります。

タイトルなし

※画像出典/小学館:日本百科全書

たとえば・・

・おひつじ座→てんびん座
・牡牛座→さそり座
・ふたご座→いて座
・かに座→やぎ座
・しし座→みずがめ座
・乙女座→魚座
・てんびん座→おひつじ座
・さそり座→牡牛座
・いて座→ふたご座
・やぎ座→かに座
・みずがめ座→しし座
・魚座→乙女座

私で言うと、太陽星座は 乙女座 なので
地球星座は 魚座 になりますが、
じつは、この地球星座こそが、
「自分の生まれてきた理由」を見る星座でもあるんです。
魚座の領域である「無条件の愛でスピリチュアルに生きる」
というのは・・どこか私の生きる意味のひとつ。
ただ、魂の目的は広大なので
そんな簡単には語れません。

とはいえ、魚座は、個人的にご縁のある星座です。

今月はそんな「魚座」をご紹介する月でもありました。

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おわりに

あらゆる「境界線」をこえていく、優しい魚座…。
完璧主義の乙女座にとって、魚座の持つ
いい意味でのゆるさは、一生かかって手に入れるレベル。
(地球星座のスパンは長いです)
太陽星座である「乙女座」の感性をもって、
この世界の美しいものだけでなく、
醜いものでさえ内包して、浄化する世界へ・・。

大切に思う人たちとともに、その世界を目指すことで、
全ての人と、結果的にはつながっていけると信じてます。

今週、星読みのあとで選んだ
中島みゆきさん(魚座生まれ)の「誕生」
とってもいい曲でした。

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うお座生まれの皆さん、
お誕生シーズンおめでとうございます。



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