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#113 何度も買ってしまうイヤホン4選

 ポータブルオーディオが大好きなのに、外で使うより自宅で使っている時間の方がはるかに長い変な人こと、わたしです。以前、おすすめのワイヤレスイヤホンとヘッドホンについて書かせていただきました。

 今回は複数回購入した製品のお話です。いろいろ買っていると使わないイヤホンが溜まってくるので、ときどき下取りに出しています。

 ポータブルオーディオ界隈の変な人達は、そうしていろんなイヤホンを買っては、アレじゃないコレじゃないと取っ替え引っ替えすることを繰り返しがちで、これをオーディオ沼、イヤホンスパイラルなどと呼んでいます。

 これからご紹介するのは、売ったことを後悔して買い直したイヤホンです。なお、この記事でご紹介するのは、全て有線の機種になりますので、ワイヤレスをご所望の方は上記の前回記事をお読みいただければと思います。

・Apple EarPods

 お馴染みの白いイヤホンです。リモートワークをするようになって、会議や通話で使うヘッドセットをいろいろ試したのですが、結局アイツが一番良くない?と気づくに至り、改めて入手しました。

 耳を完全には塞がない構造です。通話中の自分の声が自然にフィードバックされるため話しやすく、マイクの品質も良好です。あたり前ですが、充電も不要です。

 音楽再生中は耳をがっつり塞いで外音をシャットアウトしたいので、仕事以外では使いませんが、音楽鑑賞用のイヤホンとしても音はかなりいいと思います。ややウォーム系の聴き心地のいい音で、過度な強調がなくバランスのいい音がしますね。通話メインで利用する方はもちろん、耳栓タイプのイヤホンが苦手な人にもおすすめできる製品です。

・final E3000

 くやしいイヤホンです(笑)何がって、アンダー5千円でものすごくいい音なんですよ。特にクラシックやジャズの空気感は唯一無二、独特の聴き心地の良さがあります。上位モデルを入手したことをきっかけに手放したのですが、もう一度聴きたくなって買い直してしまいました。イヤホンにお金をかけたくはないれけど、良い音はほしい。そんなわがままを叶えてくれるイヤホンですね。

※final 3000番台、全機種紹介の記事を書きました。上述した、わたしのE3000に対する音質評価に興味を持たれた方は、こちらの記事も参考になると思います。

※また、finalの公式noteでも紹介されていますので、ご興味にある方はこちらもお読みになると、より特徴が掴めると思います。

・final E4000

 E3000と同じ理由で、こちらのE4000も買い直したイヤホンです。これまで所有したイヤホンの中でも、3本の指に入るくらいには好きな機種です。これは手放した後に激しく後悔して、1ヶ月も経たずにfinal公式サイトの頭売りで買い直した記憶があります。アホです。それから時が経ち、結局未所有のEシリーズも聴いてみたくなり、買い漁る羽目になりました。

E1000:ボーカルがよく聞こえる。優しい音。
E2000:ロックやエレクトロニカに。万能。
E3000:アコースティックな音源に。個性的。
E4000:迫力と聴き心地の両立。万能。
E5000:オーケストラ再生最強機。超個性的。

 これ、全部おすすめです。E5000だけはクラシックファン以外にはおすすめしにくいかな?という気もしますが、E3000でオーケストラを聴いてその空気感に感動した方なら、似た方向性で更に個性を突き抜けた機種がE5000になりますので、きっと満足できる買い物になるでしょう。(E5000も公式サイトに頭売りがあります)他にも、ASMR用のE500等がありますが、そちらは専門外です。

・SHURE SE215SPE

 もうこれ、3回買いました。本当にアホですよわたし(笑)最初に手放したのは、AirPodsを買ってワイヤレスにハマったとき。二度目に手放したのは、他のイヤホンを売るときに、コイツももういいか、と思って。

 でもまた使いたくなって、Amazonのセールでポチったわけ。ちなみに今所有しているSE215SPEのカラーはパープルです。とってもかわいい。いや、それでも本当はね、同じイヤホンなんて買いたくないんですよ。でもなんかですね、独特な使い心地の良さがあるんですよね。特別音が良いって訳でもないんですよ。

 それでも、SHUREでもうちょっと高音質なものを、と思って上位機種のSE535を手に入れたりもしましたが、それもなんだか違うと思いました。どうも慣れ親しんだSE215SPEの音が好きというか、思い入れがあるんでしょうね。

 何時間でも聴き続けられる柔らかい音で、しかも装着感がものすごくいいんです。きっと、そこが良いんだと思います。

 1万円前後の価格帯はイヤホンの激戦区で、昔からの定番機種として売れ続けているものですから、もちろん現在的な魅力(音の定位がいいので、ゲーミングイヤホンとして使われたり)もあるのだと思います。

 また、遮音性の高さという観点から、聴覚過敏な方へのおすすめイヤホンとして、下記の記事でも紹介しております。よろしければこちらもご覧ください。

それではみなさま、よいポタオデを。

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