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今日から始めるナチュラル生活〜アロマと健康③〜

読んでくださる方が増えてきて嬉しいです^ ^
自然の力で、人間の持っている治癒力を高める方法として、アロマやハーブを使用する施術を心がけています。
私自身も肌に出やすく、薬の副作用も出やすく悩んでいたので、少しでもお役に立てればと思います♪

今回は、精油成分の分類とその作用を書きます。その特徴を知ると、自分の体調に合わせて精油を選ぶことができるようになります◎

①モノテルペン炭化水素類→ほとんどの精油に含まれているもので、精油中に最も多く存在しています。無色で香りが弱く、揮発性が高いです。低温でも酸化しやすいので、冷暗所での保管が必須です!
効能は、
☆うっ血除去→リモネン
☆抗ウイルス作用、抗炎症作用→テルピネン
☆鎮痛作用→ミルセン

②セスキテルペン炭化水素類→揮発性は低く、香りが強いです◎ブレンドする時は少量にするのがおすすめです。
効能は、
☆抗炎症作用、抗アレルギー作用→カマズレン(植物中には存在せず、蒸留することで生じます。濃い紺色。薬効が特に高い。)、ファルネセン、ビサボレン
☆鎮静作用、鎮痛作用→カリオフィレン

③モノテルペンアルコール→アルコール類で毒性が低く、クセのない香り。比較的安全で子どもや高齢者にも使えます。
効能は、
☆抗菌作用、抗ウイルス作用、抗感染作用、免疫賦活作用、精神高揚作用→ゲラニオール、リナロール、テルピネン-4-オール、シトロネロール、メントール。

④セスキテルペンアルコール→③同様で、特定の植物に存在する成分です。
効能は、
☆抗炎症作用、強壮作用、免疫賦活作用→ファルネボール、ビサボロール、α-サンタロール

⑤フェノール類→酸性で、皮膚刺激が強く、大量に使用すると肝臓障害が出ることもあるので注意が必要です!
☆抗菌作用、免疫賦活作用、強壮作用→カルバクロール、チモール、オイゲノール

⑥アルデヒド類→強い香りで、酸化しやすい。皮膚刺激が強いので注意が必要です。
効能は、
☆鎮静作用、抗炎症作用、抗真菌作用、血圧降下作用→ネラール、シトロネラール、ゲラニアール

⑦エステル類→肌刺激が穏やかで、安心して使用できる。
効能は、
☆鎮痙作用(けいれんを抑える作用)、鎮静作用、抗真菌作用、抗炎症作用→酢酸リナリル、酢酸ゲラニル、酢酸ベンジル、アンゲリックスエステル

⑧ケトン類→神経に対する毒性があるものが多いので、少量で使用し、長期間の使用はやめましょう!
効能は、
☆粘液溶解作用(痰や鼻水など粘液を溶解すること)、鎮痛作用、神経刺激作用→ジャスモン、フェンション、メントン、カンファー、ツヨン

⑨オキシド類→去痰作用、粘液溶解作用、精神高揚作用があり、皮膚刺激が起こる場合があるので注意しましょう!→1.8シネオール、ビサボロールオキシド、アスカリドール

⑩ラクトン類→皮膚刺激、光感作(光照射によって生体に光りに対する感度が高まる)、神経に対する毒性がある。
効能は、
☆粘液溶解作用、神経刺激作用→アラントラクトン、フタリド、クマリン、ベルガプテン(少量でも強光感作があるため、肌に高濃度で使用して日光に当たるとヤケドやシミになることもある!)

以上、これら成分を多く含む精油を体調に合わせてブレンドして、不調を改善していきましょう♪

次回は、精油の入手方法、禁忌を書いていきます^ ^


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