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#003 RPA_ロボット作成時に確認する3つのポイント

先日、RPAの勉強会に行ってきました!
https://rpacommunity.connpass.com/event/100231/
個人的には、私の会社と導入フェーズが同じぐらいの方と出会い、仲良くなったことがとても嬉しかったです。マニアックな領域なので、中々日頃の悩みやRPAネタで話せる人がおらず、寂しいなと思っていたので・・;

今回は、前回記事の延長線上で「ロボット作成時に確認する3つのポイント」についてお伝えしようと思います。いま、目の前にロボットに移したい業務がある想定でお話します。

(1) 必要な作業か否か

いまロボットを作成しようとしている作業は本来必要なのか、この作業が無くなったら業務に支障は出る/出ない、別の形に変えたらこの作業はいらなくなる・・?等、あらゆる視点からまず、ロボットの必要性有無を考えることから始めると良いと思っています。

なんのために、これしているんだっけ?という部分をロボット作成前に振り返ることで、業務自体も減らせてより効率的にロボットへの移行が進むと思います。

(2) 作業フローをより簡略化する

いま人間がやっている業務をそのままロボットに移そうとすると少し無理が生じる場合があります。社内の人から相談をもらった時に、んー、ちょっとその部分を機械的に判定させるのは難しいな・・と思う時があります。

そのため、まずはじめに対象業務のフロー図を一度描き、全体を見ます。その上で、その業務をやり遂げるための最も最短で且つ簡単なルート、近道がないかを探します。ロボットを作る前に、単純なフローにして置くことでロボットに安定感が出てきます。

(3) Excel系の業務は事前に関数、マクロを組んで置く

上記の具体的な話にもなりますが、Excel, スプレッドシートが絡む業務は事前に関数やマクロ等を組んで置くと良いと思います。(マクロは出来たらでokです!)

こうすることでデータをDLして貼り付けるだけのロボットを作れば、求めているファイルが完成したりします。難しい条件分岐も必要なくなるので、ロボットも作成しやすく、管理もしやすくなるのではないかと思います。

ロボットを作成する前に、ちょっと待てよ?と上記の項目を振り返ってみてもらい、楽しくロボットを作成してもらえたら嬉しいです。次回は、フローの最短ルートを考えていく上で次の壁に当たると思われますので、「RPA, GAS, VBAの違い・どう使い分けるか」についてお話ようと思います。

お楽しみに!

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