日没が早く、仕事を終えて帰る時間はだいぶ暗い。
いつもだと車窓から赤い光を纏った東京タワーをビルの間に見るが日課のようになってるが、今夜は反対側に座って未だ少し欠けている十三夜の月をずっと眺めていた。

初めてずっと外の風景を眺めたかもしれない。
電車に揺れながら見る都会のビル群は傾いて見え、歪んで見えて、まるでバベルの塔がいっぱいだ🌆

私（電車）と月は追いかけっこ
それでもずっと見つめ合っている
ずっと着いて来てね
そして置いていかないで

自宅近くの最寄駅に着いた頃には月は
すっかり高い空の上

鬼ごっこはおしまい

十三夜に曇りなし、と昔から言われているけれど
今日は日中には各地で雹が降ったり、大雨が急に降ったり空は大騒ぎ🐲🐉⛈️⚡️

せめて夜は穏やかにゆっくり栗でもいただいて月を眺めていたい🌔