りほ

ジャンルはバラバラで日常生活で感じた事を書きます☺︎ ネタバレ注意です。

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最近の記事

ギリシアの宗教から学ぶ事

ギリシアには、宗教という言葉はなく、多神教であり、死ぬ運命にある人間と、そうではない神というように区別されて儀礼や物語から、神や英雄と人間との関係が築き上げられてきた。従って、宗教は誰かによって管理されてきたわけではなく、代々語り継がれて広まったのだ。さらに、ポリスにおいて、宗教重要度が高いにも関わらず、宗教的事項の決定は世俗の機関に任せていた事から、宗教的権威を有する組織は存在しておらず、宗教と世俗の境界線が明確ではない事が読み取れる。私はこれらの事から、宗教は誰かによって

    • 文明の発展

      人間は自らが作り出したものによって絶望的な状況になっており、また、絶望的状況に気づかないからより一層絶望的であると考えていたと知り、とても共感した。なぜなら、現代において、人間は、人間が創り出した物によって欲が働き、それを巡って争っているという状況をつくっているからである。これはまさに人間が文明を築きすぎた本末転倒的な結果であり、絶望的状況である。また、文明が発展しても、それを発展させた人間は何も発展していないといった考えがある事を知って、少し疑問が生じた。なぜなら、文明を発

      • 人間と自然の関係から学んだ事

        自然とは、私達をとりまく存在であるが、自然について探究するには私達についても学ばなければいけない。なぜなら、私達は無知である事を自覚し、主観と客観を持ちながら探求する事ができるからだ。また、私達人間は、自由であるからこそ悪にも善にも転じる事ができる。これらの考えから、自由であるからこそ人間にしか備わっていない客観的視点、主観的視点を持ちながら世界での調和を重んじて生きていきたいと考えた。皆がこのような視点を持つことができたら、いま世界で起こっている調和という言葉とは程遠いロシ

        • ブローニュの森

          私は、今回、ブローニュの森について詳しく調べてみた。ブローニュの森は、昔は王族の土地であったがのちにパリの土地になり道路が整備され、現在では高級住宅地であるパリ16区に隣接されている地域の人々に愛される場所になっている。しかし、ブローニュの森には2面性があり、夜には売春や薬物使用者が集まっており、昼間のイメージとは全く違った雰囲気になっている。また、これらの事は、昔の映画の中で殺人の場や不気味なシーンでブローニュの森が選ばれている事からある程度昔からその様なイメージがあったと

        ギリシアの宗教から学ぶ事

          赤ずきんから見るイメージの比較

          グリム童話の赤ずきんの話とペロー童話の話の結末を比べてみると、森の定義なども違う事が分かった。まずグリム童話の赤ずきんは助かるが、ペロー童話の赤ずきんは助からないで、食べられたシーンで終わっている。また、グリム童話の中での森の定義が、とても広い森できこりもいて、おばあさんが住んでいるという事だったが、ペロー童話の方の森の定義は、おばあさんは村に住んでおり、人気のない森はおばあさんの家までのただの通過点に過ぎないという事がわかった。また、昔の近づきがたい畏怖の対象であった森から

          赤ずきんから見るイメージの比較

          人間と自然

          私は、人間の行動の自然に対しての影響を考えてみると、人間の行動が自然を人工的にしているので、人間の行動を制限すれば絶対的に気候変動は改善されると定義し、すべての原因は人間の行動にあるとしている事が問題である。また、このように人間の行動ではなく自然を優先しすぎるディープエコロジーも、結果的に人間の地位を高めてしまうので人間と自然が調和することを防いでしまっていると考えたため、人間と自然、そしてその関係を眺める第三者といった二項対立ではない関係ではなく、自然、人間、文化などのさま

          人間と自然

          ソクラテスに学ぶ

          あらゆる物事を考えていく過程で根本に『私』という存在があるという観点から私は、何か問題が生じた際に他人と結びつけて考える事が多いが、これからはまずは自分という存在にのみ注目して考えていくことにより真の問題解決に至ると考察した。また、ソクラテスの自分達は何でも知っていると思い込み、知ろうとするのをやめるが、そうではなく賢くないからこそ知ろうとし、探求することにより本当の『知』を得られるという考えから、私も普段からあらゆる物事に対し関心を持ちそして疑問を持つことを意識して生活して

          ソクラテスに学ぶ

          情報リテラシー

          本の紙媒体とデジタル媒体の違いについて理解ができました。昨今、よく紙媒体の本とデジタル媒体の本のどちらが優れているのかといった議論が行われているが、改めて考えてみると、紙媒体派からデジタル媒体派に変わりました。なぜなら現代はグローバルな時代であり、世界に共通していない言語が第一言語の国の情報も世界中でシェアしていかなければならないと再認識したからです。また、本に書かれている情報が全てオリジナルであり正しい情報だと思い込んでいましたが、実はそうではないという事実にも気づくことが

          情報リテラシー

          過去のフランス

          フランスの子供は、祖国を目に見え、生き生きとした存在として示される必要があった。よって目で見て手で触れることを望まれた。また、フランス初の言語調査では全人口の4分の1はフランス語を全く理解しておらず、さらに4分の1はフランス語を片言でしか話せなかったということが分かった。フランス人の形成では、ブロンド髪であり、貴族的な肌であり、薄蒼いビロードのような産毛やオランダの陶器人形の目のような不透明な青であったということがわかった。また、フランス語の強制があり、公文書等でのフランス後

          過去のフランス

          中世の人にとっての森の存在

          私は、中世の人にとって森とは、恐ろしい場所、富を与える場所、避難所としての場所であったことが分かった。このように、森は中世人にとって常に意識せざるを得ない存在であり、物語の材料を豊富に供給していたことが分かった。私は、この事実を知るまでは、森という存在はただ漠然としており、存在意義を考えたことはなかったのですが、中世の人にとっての森に対する考え方を通してまた違う価値観を得ることができた。今で言うと森とは、AIのような存在なのかなと考えました。なぜなら、AIがなければ現世の私た

          中世の人にとっての森の存在

          女性が働く事の意義について

          専業主婦ではなかった人が専業主婦になる際に判断を後悔してしまうケースがあるということを知った。また、このようなケースには、日々の生活に追われて将来のことをじっくりと考えることができなかったり、後で損したことに気づいたりと、日常にゆとりがないことが原因なのだと理解できた。また、夫の年収が高ければ高いほど、専業主婦率が高いということが分かった。以上のことから私は、人生の中で重要な判断を要する際に、いつでも考える時間が与えられることを可能にすることがこのようなケースを減らす解決策に

          女性が働く事の意義について

          マミートラックについて

          私は、今回、マミートラックという女性が育児と仕事の両立を優先したいがために、キャリアを築くことが難しくなる事があると知りました。私は、この女性が不利な状況を改善するために、やはり、国の政策と企業の協力が重要になってくると考えました。例えば、国の政策では、女性が育児と仕事を両立できるしやすいように育児を優先したい人には仕事の量が減るため、補助金支給をしたり、仕事を優先したい人には、託児所サービスを紹介するシステムを充実させていく事が大事だと考えました。また、企業では、育児を優先

          マミートラックについて

          歴史上人物のキャラクター化について④

          ①〜③の映画のキャラクター化の考察から、歴史上の人物を忠実に描いていない作品と忠実に描いている作品がある事が分かった。また、歴史上の人物を忠実に描いていない作品の意義とは何なのか、歴史上の人物を忠実に描いている作品の意義とは何なのかについて考察してみた。まず、歴史上の人物を忠実に描いていない作品は、次のような目的で作られていると考える。それは有名な歴史上の人物を主人公にし、また、その主人公が通説とは違う性格として登場させることで通説の歴史上の人物のイメージとのギャップが生まれ

          歴史上人物のキャラクター化について④

          歴史上人物のキャラクター化について③

          アドルフ・ヒトラーのキャラクター化について考察する。アドルフ・ヒトラーは、内向的で神経質であり、私生活に関しては非常に真面目であり、身近な人に対しては親切で禁欲的な偏った思想を持っていたというのが通説である。そして、アドルフ・ヒトラーを題材にした映画『帰ってきたヒトラー』では、2014年のベルリンにヒトラーが登場するというあり得ない設定で物語が始まる。しかし、2014年のヒトラーは、内向的ではなく、非常に外交的で街の人々にインタビューをして意見を聞いたりしている。また、私生活

          歴史上人物のキャラクター化について③

          歴史上人物のキャラクター化について②

          マハトマ・ガンディーのキャラクター化について考察する。マハトマ・ガンディーは、自分に厳しく他人に対しては常に公平を保った態度であり、また、とても寛容だったが、親族に対しては極端な禁欲を強いていた。マハトマ・ガンディーを題材とした映画『ガンジー』でも、交渉する上で暴力を振るわれても決してやり返さない非暴力を説いていて、他人に対して寛容な姿が忠実に描かれていた。また、親族に対しては、禁欲を強いて、もし反抗したら激怒するシーンがあった。したがって、この映画では、通説に忠実に描いてい

          歴史上人物のキャラクター化について②

          歴史上人物のキャラクター化について①

          エリザベス第一世のキャラクター化について考察する。エリザベス第一世は、他の女性には白や黒の地味なドレスを着させ、自分だけ色鮮やかなドレスを着て目立とうとしたりと負けず嫌いな一面があった。また、愛情深い性格であるが故に裏切られると激しく怒る一面があった。さらに、当時は強国であったスペインとの戦いの際には、海賊行為で立ち向かうといった強い一面もあった。しかし、このようなエリザベス第一世を題材にした映画『エリザベス:ゴールデン・エイジ』では、エリザベス第一世のこれらの通説とは違うキ

          歴史上人物のキャラクター化について①