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何がどう見えているか

「何が」
「どう見えているか」

人からの見え方は私には見えない。
けれど、勝手に、これは人によって違うと思っている。

色、形、大きさ、雰囲気…

全てが、人によって違う。


私は、何をどう見ているのか
私は、何をどう見たいのか
私は、何をどう見ることができるのか


最近は、そんなことばかり考えている。

そんなことばかり考えている理由は単純。
相手が何をどう見ているのか、わからないから。

仕事でも、プライベートでも。

私に見えているものは、相手には見えない。
良くも悪くも、それを実感することばかり。

だけど私は、私が見ているものを相手に伝えられない。

結局、伝えたところで、伝わらないから。


「あきらめるのはよくないよ」


これを、耳にタコができるほど言われてきた。

そう思っていた時期もあった。
きちんと、私が見ているものを伝えるようにしていた。

何をどう伝えても、結果は同じ。

伝えてよかったと、伝わったと、思えたことはなかった。


だから、私は伝えるのをやめた。

つまり、私は“双方向の伝達”を諦めた。


それでいいのだと、今は思っている。

相手が見ているものを知ることができれば、それでいい。
私が見ているものを伝えるよりも。


自分のことは、自分の中に置いておく。
そっと、大切にする。




たまには、こうしてぽつりぽつりと。

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