牛レバ刺しの販売・提供が法律で禁止されたのは2012年7月。今月で8年が経とうとしている。腸管出血性大腸菌が原因で食中毒になった人間が複数名死亡したことを厚生労働省は重く受け、食品衛生法は改正された。子どもの頃から牛レバ刺しに慣れ親しみ、焼き肉屋に行けば必ず注文していたレバ刺しが禁止とあっては［焼き肉屋に行く理由もない］そんな気持ちに当時はなった。ライオンはインパラを襲い、内臓のみを食べて、ロースやあばらの肉は死肉専門のハイエナに渡してしまう。新鮮な内臓の肉は百獣の王をも唾を垂らす御馳走でありパワーの源、栄養源である。

本能がレバ刺しを欲している人間は当然地下に潜る。馴染みの客に裏メニューとして提供している店も少なくない。見せしめとして今でも年間数件御用となっているようである。しかし本能を抑えることはその人自身の人格を否定する事と同じ位残酷なものだ。「ライオン君！これからは生肉禁止！生肉でなくても栄養満点［へらグルテン］と同じマッシュタイプの配合飼料でたくさんよ！噛むこともそんなに必要ないから今から歯医者行って牙全部、抜歯しますよー♪」［牙のないライオン］、［金玉を切られた種馬］、［鼻の利かないビーグル犬］そんなあだ名の付きそうなおじさんが今日も飲み屋でつまらなそうに酒を飲んでいそうである。

［本能がレバ刺しを欲している人間］がまだ日本にいるということが私は救いだと思っている。特に2011年3.11地震以降、法律万能主義は、より蔓延り［いいわ、いいわ］で現政権もおかしな法律を国会で通してきた。［法律で決まったことだから仕方ない］この一言で日本の良識ある大人たちは［決まったことに反対する人々］を一蹴してきた。［自分のこどもを戦地に送りださなきゃ行けない法案・消費税30％で別に国保も年金も徴収する法案・公用語は英語にする法案etc］狂った法案が国会で通っても［法律で決まったことだから仕方ない］と日本の良識ある大人たちは首を縦に振るのであろうか？実際にそういうことがすぐ目の前まで来ているような気がしてならない。

［通勤では満員電車に揺られても古露奈には感染しないがスーパーのレジで並ぶ時は古露奈に感染する恐れがあるから2m空けよう。］こういうどう考えてもおかしな事をオカシイとわかっていながら受け入れている。［福島原発の被害レベルはレベル７、これはチェルノブイリ原発と同じレベルの被害です。］といいながら、福島、栃木の皆さんも元気である。チェルノブイリ原発と同じなら、（みんな死んじゃって）東京都民も2014年には100万人位しかいないだろう。オカシイとわかっていながら受け入れている。（福島原発放射能被害が甚大で政府が隠しているとかいう輩がいるが私は全くその逆とみている。被害がそれほどでもないのに大きく見せている。除染利権があるからかなぁー？）

例に出したものはいずれも肉眼で見ることはできない。所謂専門家の見解が幅を利かす。しかしその専門家も立場で真理を捻じ曲げる。これが2020年の紛れもない事実である。なので、マスゴミで言ってることと、SNSでつぶやかれていることは同じ現象を扱っても全く違った解釈をされる。何を信じていいのかわからない。電子顕微鏡とガイガー・カウンターを購入しリアルを追求する人もいるだろうがそういう人は少数派であろう。

こんな時代だから本能の欲求こそが今もっとも大切ではないだろうか？レバ刺しが食べたいという紛れもない気持ち。その気持ちを大切にしてほしい。自分の正しい羅針盤を手に入れる為にも…