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【20代イケメン男子の優しさにキュン死しそうでした】


先日、29歳M君と恵比寿のカフェで仕事の打合せの約束。

M君は投資で成功していて、億万長者、不労所得で生きているイケメン、韓国アイドルかっ!って感じ。


数年前からの知り合いで、会うたびに、私は、

親戚のおばさんみたいに目を細める。

「なんか背伸びた?かっこよくなったじゃん。大人になったね。。。」


彼はお金持ちなのに全くギラギラしてなくて

ブランドものも貴金属も一切着けない。

服はZOZOタウンで買うんだそう。

「ね、もっとプラダとか着なよ~」と下世話な私。


で、カフェに向かったら並んでる。

場所変えようって言ったら

「じゃあ、飯食いに行きません?」とM君。


「りりこさんが食べたいものでいっすよ」

「何食べたい?」と男に聴かれると、昔から、寿司かしゃぶしゃぶか焼肉と答えてしまうのがいまだ治らない癖。


で、昔よく行った恵比寿の庶民派寿司屋、びっくり寿司へ。

まぐろをほおばった瞬間、「あっ!」と叫んでしまった。

財布に1000円しか入っていないのを思い出した。


M君「どうしたんですか?美味しいんですか??」

私「ううん、お金おろしてくるの忘れた」

M君「何言っているんですか?僕が出しますよ。僕がりりこさんに出させた事ありますか?」


えっ??なんだって?なんだって?やべーくらくらする

キュン死するかと思った笑


つーか、こんなことを言うやつは、バブル崩壊時に絶滅したと思っていたが、

こんなところに生息していたのね・・・。


まあ、確かにいつも打合せがてらホテルランチをゴチしてくれてたけど、っさ。


そして、宴もたけなわなので、夢は何か聴いてみた。

「独立国家創ることなんすよ」

「・・・」

一瞬スルーしようかと思ったけど、悪いので

「ふうん、じゃあ私、そこの国民第一号になる。まだ生きてたらお願いっす!」


「で、結婚はしないの?彼女は作んないの?(また下世話・笑)」

「夢叶えるまでは無理っすね」

「もったいないじゃーん。M君モテると思うよ~誰か紹介しようか(←お節介なおばさん)」

つーか金目当ての女がたくさん寄ってくるから気をつけろー♪」

「大丈夫っす。貧乏な恰好しますから」


帰り道、山手線の中から恵比寿ウエスティンホテルが遠くに見えたとき

「あっ、あそこの上の寿司屋行けばよかったー!残念!」

あれ?私が○○目当ての女?笑


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