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暮らしの道具 10年以上大切にしているもの


結構飽きっぽい性格なもので、ちょくちょくしている模様替えはほどよい気分転換です。度々様変わりする(かと思えばもとにもどっていることもある)家の中を見て、子ども達は毎回「絵を飾ったんだね」「ライトの位置変えた?」と丁寧に反応してくれます。夫は気が付いていない説…

そんな飽き性な性格の私でも、10年という長い時間使っているものがいくつかあります。よろしければ最後までお付き合いください。



木製のベンチ

6年前、埼玉に住んでいた頃のお家
テレビ台がベンチです。

夫が一人暮らしの時に出合って購入したというベンチ。
今では、私の方が気に入っています。
ベンチというだけあってかなり頑丈。子ども達3人が乗っでももちろん平気です。

夫は服を並べて置いていたというそのベンチは、長らくテレビ台として活躍してくれていました。
最近は和室で子ども達のランドセルや朝の支度用品を置く場所になっています。座面の下に2段目が作られていて、その収納に結構助けられることがありました。テレビ台にしていた時には、DVDデッキを置き、今は子ども達のハンカチティッシュが入ったかごを収めています。
いつかベンチとして本来の使い方をしてあげたいな、その時には好きなファブリックをいくつか並べて楽しみたいな、と様々な使い方を思い描いています。 


今は子どもたちの準備ゾーンに
テレビ台時代

銅色の蒸し器

「生前祖母が使っていた」というフレーズは、過去にも何度かブログに書いたことがあります。
料理好きの祖母は調理道具をたくさん持っていました。蒸し鍋は、その中の一つで私が譲り受けたもの。

実はこの鍋使い勝手がいいとは言えないんです。蒸し皿の設置位置が低いんですよ。
もう一つ換えの脚の長い蒸し皿があるのではないかと実家に尋ねたことがあるくらい。

長い間蒸したい食材の場合、蒸し皿の位置が低いと入れられる水の量が限られるので途中で足し水をする必要があります。
お湯が沸くのにも他の鍋より時間がかかり、まぁちょっとマイペースなお鍋さんでしょうか。

でも、「祖母が使っていた」なら、いいものだろうと祖母が料理好きだったことを思い出しては手放さずに一緒に過ごしてきました。

もっと便利で時短なものはいくらでもあるのだろうし、形見というほどのものではないけれど、ちょっとしたわがままポイントに付き合ってあげるのもまた贅沢なのかなと思うんです。

銅?

ラオスの籠

同じく前の家の写真 
ここではステンレス棚の
一番上が定位置でした

埼玉に住んでいる時に出合った籠とはもうすぐ10年のお付き合いです。

senkiyaさんという古民家カフェの敷地の一角で時々籠を販売されていたお店の個展で見つけました。
ラオスの職人さんが手作りしたもので、その当時の私にはとても高価な籠でしたが、思い切って買って大正解。
大容量の籠なので、茶碗や茶葉など大抵のものは収めてくれます。
購入時よりは少し経年変化してあめ色になってきたかな。
湿気の多い季節でもカビっぽくなったことが一度もない優れものです。

今は茶葉入れ

ちなみに…

ちなみに冷蔵庫は14年目。これ以上付き合っている家電は持っていません。長年付き添ってきて買い替える話が何度か浮上したものの、この冷蔵庫との別れがつらくて断念しています(笑)


10年以上の付き合いがあるもの、意外と少ないかもしれません。
長女が生まれてから、かなりのものを手放してきたからかな…
(とても物が多くとてもとても見せられたもんじゃない時代がありました)

一つ一つをお気に入りにしたいと思ってもの選びをするようになってから十数年経つので、ちょうどその始めのあたりに購入した物たちが10年来の付き合いということになるなあ。
今は、長く付き合っている物が少ないですが、さらに何年か時間が経過して身の回りのものがお気に入りのものばかりとなるといいなあと思っています。

最後までお付き合い下さりありがとうございました。



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