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tricotとかいうおもしれーバンド

推しのピックを触って推しのギターを弾いた記念にこのnoteを書く。


ずっとハマっているバンドがある。
tricotである。

前のアー写 公式Twitterより

tricotとは

「このメンバーなら凄い事が出来る(絶対)!」と確信し、それまでの各々のバンド活動を終え、2010年9月1日、中嶋イッキュウ (Vo&Gt)、キダ モティフォ(Gt&Cho)、ヒロミ・ヒロヒロ(Ba&Cho)の3人でtricotを結成。
直後に自主レーベル、BAKURETSU RECORDSを立ち上げる。
展開の予測できない独特でスリリングな楽曲と、エモーショナルな力強さと心の琴線に触れる繊細さを併せ持つヴォーカルが絶妙にマッチし唯一無二の世界観を生み出している。
ぶっちぎりの演奏力と圧倒的なライブパフォーマンスには定評があり、バンド結成2、3年目から、各地の大型フェスに出演し注目を集める。
2014年以降は、欧米、アジアに活動の幅を広げ、現在までに109公演を成功させた。2015年に2月にはイギリスのNME.COMで特集記事が組まれ、同年4月にはアメリカのRolling Stone.comの「あなたが知るべき10組のニューアーティスト」に選出。
2017年11月15日吉田雄介(Dr)が加入。
2019年、メジャーデビューの決定とavex/cutting edge内にプライベートレーベル「8902 RECORDS」設立を発表。

tricotオフィシャルサイトより

まとめると、4人編成(Vo&Gt, Gt, Ba, Dr)の、海外でも人気のある邦ロックバンドである。変拍子!テクニック!ギターリフ!と語られがちだが、エネルギー溢れるかっこいい演奏をしつつメロディはキャッチーで聴きやすく、歌詞も独特の世界を繊細に紡いでいる。


…そんなことは曲を聞けばわかる。
私がここで主張したいのは「tricotはおもしれーバンド」だということである。

tricotは圧倒的にライブで輝くバンドである。
一言でいうと、tricotのライブは『CD音源みたい!』とは真逆だ。というか毎回違う!ブレが大きいし神回もある、だから面白いんだ!

と先日も友人に熱弁したが、YouTubeのインタビューで同じことが言われていた。

そうとも言う


「tricotはおもしれーバンド」であると主張するにあたり、根拠として特に変なコンセプトのライブが多いことを挙げたい。
ここで7年来のファンである私が独断で決めた「変なコンセプトのライブTOP3」を勝手に紹介する。


第3位 朝4時ライブ

2022年4月に行われた、文字通り朝4時スタートのライブである。
全国ツアーからのヨーロッパツアー予定が、タイミング悪くコロナ禍の状況悪化の波が来て、ヨーロッパツアーのみ延期。その代替として行われた有観客配信ライブである。

海外ツアー延期のため配信ライブをします!←わかる
ヨーロッパのお客さんが観やすいよう、朝4時にやります!←まあわかる
ライブハウスで有観客でやります!←!?
3週連続でやります!←!?!?!?

そう言われて行くファンも行くファン。
みんな漫喫やらカラオケやらで時間潰したりして行ってた。私はタクシーで行った。タクシーの運転手さんに「こんな時間に新代田に何しに行くんですかー?」って不思議そうに聞かれた。そりゃそうだ

でも海外のファンを本当に大切にしてるんだなと感じたし、私にとっても特別な体験となった。メンバーもしんどそうだったのでもうやらないと思うが

終演後の5:41撮影


第2位 ほぼ未公開新曲!NIWAKAライブ

2017年3月に行われた、アルバム発売記念ライブを、アルバム発売前に行った伝説のライブである。

全員ファンなのに、全員初見(初聴き)。しかも前述のようにtricotは変拍子も多用する曲展開が予測できないバンドなので、1番を聴いたら2番はノレる!とかもない。客はみんな目の前で展開されている大好きなバンドの見知らぬ曲の初披露にどうにかついていこうと必死だった。

そんな私たちを見て、ボーカルはMCで
「みなさん、滑稽ですねえ」
と言っていた。誰のせいだ

ちなみにそのアルバムが「3」。
「CDが売れないってよく言われるけど、まず曲だけ聴ければいい人に中身を届ける」として、ジャケットほぼなし、歌詞カードなし、CDのみのシンプルな仕様で、13曲入りのフルアルバムがなんと税抜き1500円で発売された。かっこよすぎる


第1位 蜜着

2023年現在ツアー中の「蜜着」。
なんと、蜜着チケットを買うと、リハーサル、本番、打ち上げに参加できて全編撮影可能である。
そして私は大阪で参戦してきたが、キャパ120人のフロアライブだった。(????)
さらに私の整理番号が1番だった。(??????)

なのでリハーサルも本番も、メンバーの足元から頭の先まで、エフェクターの設定から指から表情から全部が見れたし、撮影できた。
特にリハーサルで普通にPAさんと楽器の音の調整とかしていたのを見れたのはアツかった…。
そしておちゃんせんすぅすという曲で、間奏でいつもふざけているのだが、最推しのGtが最前にいた私にピックを手渡してギターを弾くように促してきて、私はギターをジャーンと鳴らしたし、しかもその映像が残っている。

何かのバンドのファンならこの興奮が伝わるかと思う…。
データのSNSアップは禁止なので残念だ。自慢を聞いてくれてありがとうございました。

ちなみに、このライブではチェコから来たファンがいた。

あまりにもラッキー


惜しくもTOP3には入らなかったが、

「コロナ禍の声出し禁止を逆手に取り、声出し拍手禁止・ドレスコード黒・レポ禁としたライブ」

「O-EAST(キャパ1300)がSOLDOUTしたので!ともっと大きい箱を匂わせた後の47都道府県の小箱を回るツアー」

「コピバンを一般から募集してオープニングアクトとして呼ぶ」

などいろいろなライブがあったので気になる人は私に聞いてください。(全部行ったので)



ここまで読んだ人は相当tricotのことが気になってると思うのでYouTubeを貼っておきます。

ひとつめはコロナ禍始まりたてに行った無観客ライブ。アルバム『真っ黒』一曲目の『混ぜるな危険』。

次が2022年9月のロンドンでのライブ。ようやく行けてよかったね。



前述のインタビューでは、こんなことも言われていた。

ライブでこそ最大限輝くバンドだから、気になる人はぜひライブに足を運んでみてください!
次のライブの予定はtricotオフィシャルサイトにて!

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