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お仕事はサービスばかりでは成り立たない。というお話

こんにちは。

先日の「お仕事のかたちsession」では、思いつきで急な企画だったにも関わらず、想定以上の皆様に興味を寄せていただいて有難うございました・・!

元々は、GW期間中にできればいいな、という企画でしたので、ごく少数枠となりましたが・・・
手前味噌で恐縮ですが、結構良いセッションができたような気がしております。

また、タイミングがやってまいりましたら企画できたらいいなと思います。
(その前に、メインセッション固めないと・・!)


さて、今日のお話は「サービスの範疇」についてです。

ヒーラーやセラピストに限ったことではなく、個人でお仕事をしていく上で大切なこと。
それは「提供しているサービスの範疇を超えすぎない」ことだと思っています。

どういうことかと言いますと・・・
・そもそも単価とサービスのボリュームが合っていない
・自分のサービスがあるのに、無料(例えばDM)で相談を聞きすぎちゃう
・セッションの時間をいつもオーバーしてお話を聞いてしまう
・おまけが多い(コスト度外視

などなどです。

こんなことを言うと「りのさん結構冷たい」と言われそうなのですが笑

私はお仕事と、感情はある程度切り離すべき部分があると感じていて、私自身が事業を「継続」していく上で、自身が疲弊しないために最も大切なことであると考えています。
これは、すごーく現実的なお話です。

個人でお仕事をしている方は、自分の采配でなんでもできてしまう為、良かれと思ってついついやってしまいがちですし、何より「お客様が離れてしまうのではないか」という恐怖心から、適正価格以上のオーバーサービスになることもしばしば(私もそうでした)

サービスすることが悪いとかではなく、見えないコストに目を向けないと、後々ご自身が搾取されていると感じてしまい、疲れてしまう原因になりかねませんよ。というお話です。


特にヒーラーやセラピストなど、人の癒しに関わるような方は、そもそものご自身の気質として「人から相談を受けやすい」部分をお持ちでしたり、さらに「人のために頑張る(本人は頑張っている自覚がないことも)」ということが苦にならない方が多いのではないかな?と思います。

今回のお話に対して、セラピスト自らが切り込んでお話ししている人は、あまり見たことがないのですが・・
実際問題、どんなお仕事であれ個人でやっていくということは、想像よりも全然キラキラしていないですし、むしろ労働量が増えがちです。
綺麗な部分だけを見せるのは、個人的にはあまり向いていないので?ちゃんと現実的な部分で、私が感じていることをお伝えしたいなと思った次第です。


私自身、ここ数年個人事業をやってきて「サービスの範疇を線引きする」ということは、結構難しいけれど大切なことなのだ。と、とても身に染みて経験したことであります。
なので、今年から始めたセッションについても、上記の部分を大切にしています。

単価の部分は巷でもよく言われることですが、意外と落とし穴なのは知らず「知らずのうちに始まる無料相談」などですね。

言葉を選ばずに言うと、これも立派な時間のコスト。
心苦しい部分はとてもあるのですが、お仕事として一定のラインから「これはセッションになるのかならないのか」線引きすることは大切です。
(始まってしまうと、断ることは難しいと思うので、事前の組み立てが大切)


私自身も、昔はDMでいただいたご相談などに全てなかなかのボリュームでお返ししていたのですが・・・
本当、あんまりこんなこと言いたくないのですが、無料や低単価でサービスを受けようとされる方ほど、実際のところそんなに本気じゃなかったりするのです。
そういう方ほど、いろんなサービスを渡り歩いているにも関わらず、あまり身になっていなくて、こちらの労力が無駄に感じてしまったのです。
※実際に、デザイナーとしてブランディングサービスという有料の対話セッションも行っていましたが、そちらにお申し込みくださった方のほうが、今もサービスを継続し、羽ばたかれている印象があります・・・(小声)


私自身は「サービス」と「代金」は、それぞれが持つエネルギーの等価交換であるべきだなと思っています。
だから、もし欲しいもの、受けたいサービスがあるとして「高い」と感じるのなら、今は私のエネルギー(周波数)が、欲しいもののエネルギーと合っていなくて、手にするタイミングではないのかもしれない、と捉えます。


少し話が逸れてしまいましたが・・
私も、これから個人でお仕事されたい皆さまも、開業やサービスを提供するまでにたくさん勉強したり、時間とお金と労力をかけてきましたよね。
なので、その努力した部分は、自分自身でしっかりと認めて尊重してあげることが大切。
「自分を卑下しない」ことが「自分を大切に扱う」にもつながると思います。

むしろ、その見えない部分を理解できて、お互いにリスペクトしあえる方にお客様になっていただける方が、結果的に良いお仕事ができます。これは確実に自信を持って言えます。


個人でお仕事するということは、良くも悪くも全てが自分自身のコントロールになります。

せっかくやりたいと思って始めた事業。
最初は良くても、どんどん辛くなってしまって、いつの間にか消えてしまっている方も多いです。

自分が「自分を気持ちよく走らせてあげる」ために、ちょうど良い塩梅を見つけていくことが、楽しく事業を続けていけるポイントになりますよ◎


今、何か悩んでいらっしゃる方がいましたら、心に響くことがありましたら幸いです。



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