リアフ城からの脱出経路を調査するためにクレアが城の子供たちと鬼ごっこをしているシーンで、クレアが地面に寝そべるとアンガスが登場し、見たくもないキルトの下がクレアに見えてしまい顔をしかめるところでは、キルトの下には何も着ないのがわかりました。皆が気になるところよね、ここ。（笑）

リアフ城でのギャザリング、集まった多数の人々を映し出す情景描写のカメラワークのシーンにドラマ製作総指揮のロナルド・Ｄ・ムーア氏がちらっと映ったと思うのですが、気付いた人いますか？原作者のダイアナさんはセリフ付きで登場しています。（下部にインスタ画像貼っておきました）彼女が一瞬マータフと意味深な視線を交わすのは何だったのだろう？

城からの脱出を企てたクレアが逃げる直前にリアリーの訪問を受け、ジェイミーに使う惚れ薬を彼女に渡すシーンでは後の展開でこれが災いになるのがわかっているだけに、軽はずみな行動はするなとクレアを叱りたくなります。

薬の使い方を「戸口に薬を撒いて、かかとを３回鳴らし、愛は無上の歓びと３回唱える」とクレアが思い付きでリアリーに説明しますが、これがモロ「オズの魔法使い」で笑う。”There’s no place like love” は「オズの魔法使い」でドロシーが赤い靴のかかとを３回鳴らして ”There’s no place like home” （お家が一番）って言ったセリフそのまま置き換え。日本語にすると「オズの魔法使い」に引っ掛けたセリフの面白さが消えてしまいますが、これを「愛は無上の歓び」と訳したのは上手いわ。

脱出に失敗したクレアをジェイミーが城に連れて帰る途中で他の者に見つかり、ジェイミーもギャザリングに出席せねばならなくなり、城でジェイミーが着替えるシーンのクローズショットはジェイミーがそれはもう美しい。第４話の見どころ決定！コラムへの忠誠を求められ、窮地に立つジェイミーが機転を利かせて窮地を脱するシーンはジェイミーの頭の良さがわかります。

イノシシ狩りで重傷を負った者をクレアがドゥーガルと看取るシーンで、クレアが死にゆく者を思いやり彼の故郷を尋ねるところでは、従軍看護婦だった彼女がそうやって死にゆく兵士たちを看取ってきたのだろうなと想像できます。部下の死を悼むドゥーガルの姿も重厚で良かった。

リアフ城前で行われていたグラウンド・ホッケーのような競技シンティ。剣術の練習だったものが発展して現在も競技として行われているそうな。これをドゥーガルとその教え子だったジェイミーがラフプレーで真剣勝負して、ジェイミーが力を見せるシーンは迫力がありました。あんな激しい競技を重そうなキルト姿でプレイするのって大変そう。