見出し画像

シーズン1:第10話 虫の知らせ By the Pricking of My Thumbs

原題は “By The Pricking of My Thumbs” (親指のうずき)で、シェイクスピアの『マクベス』第4幕第1場で魔女が言うセリフから引用されているようです。邪悪な何かがやってくる予感で親指がぴくぴく動くということ。なるほど、次のエピソードの序章となっている訳ですね。これが「虫の知らせ」と訳されたことに感心しました。

冒頭のベッドシーンは大好き。クレアが美しく撮られてて、仲直り後の2人の熱い関係にうっとり。部屋に入ってきたマータフが気付いてどぎまぎするところもいい。

ゲイリスが止めるのを聞かず「妖精の取り替え子」を助けようとするクレアに、この後の展開を思うと、余計なことしちゃだめ~!と言いたくなりました。彼女の感覚では理解できない風習だけれど、彼女に理解を示した上で土地の人々の風習を説いたジェイミーの思いやりと説得力にまたしてもジェイミーの株が上がる。

ジェイミーに先回りしてサンドリンガム公爵に会ってくるクレアの行動力には参りました。そして交渉力もさすが。この根回しでジェイミーの陳情書が取り合ってもらえたのか、決闘の介添人をやったからなのかは不明だけど、きっとクレアの脅しが効いていたのね。

サンドリンガム公爵とマクドナルド当主の決闘ですが、ここで登場するマクドナルド氏はクランの長なのでシーズン2のジャコバイトの反乱軍にも登場します。なかなか作りが細かい!マクドナルドの若い衆のヤジに若さ故にジェイミーが応戦して決闘騒ぎになってしまうシーンでは、ジェイミーの剣術の腕がしっかり映し出されていて好き。ジェイミーは両手利きという設定なので、剣とダーク(スコットランドの短剣)を両手に闘うジェイミーの姿が見れます。ここで怪我したジェイミーの傷を縫いながら無言で怒っているクレアにドキドキしているジェイミーがとってもカワイイぞ!

ドゥーガルとジェイミーがコラムの逆鱗に触れ、城から追い出され、「妻は置いていけ」と言われるのは、コラムがこの時既にクレア抹殺を計画していた?削除された未公開映像(ボックスセット)ではコラムがクレアを邪魔者として始末するために逮捕を仕組んだようでしたが、治療師としてのクレアを気に入っていたのに、コラムとしてはジェイミーを跡継ぎにするためにはクレアが邪魔だったということ?シーズン2ではクレアを始末しようとしたことを否定していたコラムだけど、原作ではどうだったのだろう?

ジェイミーが旅立つ前にあれだけ危険だから今はゲイリスには近づくなと念押ししていったのに、偽手紙で騙されたとは言え、クレアはあまりに軽率だったのではないか、これからは夫の言うことを理解できなくとも守ると言ったばかりじゃないかと、頭を抱えずにはいられない展開です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?