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漢字が示す創世記&ハヌカのお誘い

旧約聖書のノアの箱舟伝説は実は元ネタがあり、古代メソポタミア最古の叙事詩「ギルガメシュ叙事詩(第11の書板)」のなかにそっくりな話があります。
おそらく、洪水自体は本当にあったのだろうと考えられます。

ノアとその家族が乗っていた箱舟は一体どこへ行ったのでしょう。
トルコ東部にアララト山という山があり、その中腹に舟のような形をした地形(大地のしわ)があるため、かつては、それこそが洪水が収まってから箱舟が乗り上げた跡では、と考えられていました。
しかし箱舟はその名の通り箱型(直方体)の舟であり、アララト山に残された跡は葉っぱの形なので、現在ではこの説は否定されています。

ノアの箱舟のことを、英語でARK(アーク)と呼びますが、この言葉は、もうひとつ別の箱を意味することもあります。
それは「契約の箱」です。「契約の箱」とは、十戒を納めた箱のこと。
いわゆる「モーセの十戒」が刻まれた2枚の石板を納めた櫃のこともまた、アークと呼ばれています。
映画「インディージョーンズ」シリーズに「レイダース/失われたアーク」という作品がありましたね。こちらのアークについてはまた別の機会に。

さて、ノアの箱舟には一体何人の人が乗っていたか、ご存知ですか?
ノアとその妻、ノアの三人の息子とその妻たち、計八人です。
ここで「船」という文字に注目してみましょう。
舟+八+口。口は「人口」などのように人の数を表しますよね。
箱舟に8人乗っている=船。というわけ。

ではもうひとつ。アダムとエヴァが暮らしていたエデンの園には、その実を食べることを禁じられた木が2本ありましたよね。
知恵の木と生命の木です。
神は2本の木をさし示して、食べることを禁じた。
木+木+示=「禁」。なーんて(笑)

トンデモ話はさておき、先月は少し遅れのユダヤ新年(ローシュ・ハシャナー)を祝うイベントを実施しました。
来月(12月)5日土曜には、ちょっと前倒しで、ユダヤの「光の祭り(ハヌカ)」をみなさまとご一緒に楽しみたいと思います。

ユダヤ教の祭りの解説、歌とゲームの体験、そしてイスラエル料理付き。
どなたさまもご参加になれます。感染対策万全で実施します。
白金高輪の「デヴィッド・デリ」にて。
2020年12月5日土曜、14時~。参加費:4200円。
アダムとエヴァが食べ損ねた方の禁断の果実をお土産として差し上げます。

お申込みは「澁澤りべか」までFBメッセンジャーで。または
メールでご連絡ください。
メールアドレス:
tarotowa_marseille@yahoo.co.jp

詳しくはFBのイベントページ(←ここをクリック)をご参照ください。
URL:https://www.facebook.com/events/991578384680741

どうぞよろしくお願いいたします。


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