衣笠山で出会ったおじさま登山グループ
最高齢83歳の先生と
偶然帰りに道にも出会い
LINEの交換をした

その場ではお互い撮った記念写真を交換しただけだったが
数日後
お礼のメッセージと
衣笠山で見た風景、その後の宴会の様子
翌日の大きな稲荷様参拝の画像が数枚届いた

私が撮っていた亀頭岩やセンリョウを先生も同じように撮っていて

同じように歩いて
同じように赤い実や岩に目を奪われたのだな
と思うと嬉しくなった

そしてその後の民宿での宴会は
八代亜紀さんを偲んで八代亜紀オンパレードのカラオケだったとか

翌日にはこの辺りの大きな稲荷様に参拝されたとのこと

私も昨年夏には参拝したり夜詣でに行ったりしたので
その時の写真を送り
狐塚や夜詣での様子を少し伝えた

先生は
あなたは話をしていてとても楽しい方だから
もっと近ければこの間の仲間と
登山や飲み会をできるのにね
残念
とメッセージをくれた

グループの名前は永山会だと教えてもらった
きっとみんなで色んな山に登ってきたんだろうな
そんな登山家のおじさま達に
山の色々を教えてもらえたら
楽しそうだ

実際その日にも
低山とはいえ身軽過ぎる
25ℓくらいのリュックがあるといい
風除け雨除けになるような軽めの上着が1枚あるといい
少し高いと思うかもしれないが長持ちするから
あとヘッドライトも持っておくといい
など普段着の私に見兼ねたのか
おじさま達は色々教えてくれた

確かにそうだよね
低山とはいえ1人で山の中をうろうろしてる私
何かあってもどうしようもできない
最低限生命を守るものを身につけて歩くべきか

でも何を選べば良いのかもよく分からない

おじさま達ではなく
別の方からも
下着も含め
こんな素材でこのくらいのものがあると良いよ
と教えてもらったので
とりあえず実物を見てみよう、と
市内のmont-bellショップへ行ってみた

山登りのあれこれは
お値段もやっぱりそれなりよね…

店内はちゃんと低山ハイクとか目的別に
服やグッズがあって
なるほどなーと思った
下着も
mont-bellじゃないんだけど
それを着ける理由が何となく分かった

一緒に行った下の子に
ほんとに続けるの？と言われつつ店内を見て歩く

続けるかな、どうかな

でもあんな良い顔見たら
自分もその年まで楽しみながら体を動かせたらいいなと思ったの

だって
みんなほんとに良い顔してるでしょ？

自分の体があちこち悪くなったりもするし
先生も認知症の奥様を5年程介護し
昨年看取ったとのこと
まさに老老介護でしたよ、と先生は笑って話したけど
本当に大変だったと思う

それでも
年を取るって悪くないな
そんな風に思わせてもらった

そんな出会いに
こちらこそ感謝なのです