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エクアドルのアマゾン熱帯雨林まで行った話

先月、エクアドルのアマゾン熱帯雨林に行ってきました。「アマゾンに行った」と言うと、「オンラインショッピングのアマゾンの会社に行ってきたのか。」と思う人もいるようなので、あえて熱帯雨林と書きました。エクアドルに住む者にとっては、アマゾンとは熱帯雨林のアマゾン以外ないのです。なぜならアマゾンエクアドルなんてショッピングサイトはここにはないのですから(おおげさ)。

私が住んでいるグアヤキルから飛行機で首都のキトを経由しコカというところまで行き、そこからさらに約2時間の船乗りと、1時間弱の徒歩、そして最後に30分のカヌー乗りをして、アマゾンの中にあるSACHA LODGEに辿り着きました。

ホテルは、アマゾンを流れる主流のナポ川沿いではなくはずれにあるので、途中でボートを降りて、森の中にある湖まで歩き、そこからまたにカヌーでの移動でした。途中でガイドのファウストさんが、水際にアナコンダを発見。草むらの中にいるアナコンダは、濡れてヌメヌメ光った黒い大きな体を丸めて、食べ物を消化中で、動くことなくじっとしていました。ガイドさんによると、おそらく3メートルくらいとのこと。映画の影響や、いかつい外見のせいで、アナコンダはアマゾンの深緑の川からいきなり出てきて人を襲う・・・みないなイメージですが、基本的におとなしい生き物だそうです。写真撮りたかったけれど、カヌーから身を乗り出して写真を撮るのが不安だったので、写真はありません(残念。)

ホテルには、私たち以外にスペイン、イスラエル、アメリカからの旅行客が来ていて、中にはリピーターもいました。2時間ほど部屋でゆっくりした後は、滞在客それぞれの家族やグループごとに分かれて、ガイドさんと一緒にまたカヌーに乗り、アマゾンを流れる川を移動しながら、川の両端にある植物や、森に潜む動物たちの発見をしに出掛けます。

この日は、サルやケイマンリザード、電気うなぎ、木と疑似化しながら卵を守る鳥(名前わすれた)など見つけました。

森の中はとっても静かで、カヌーに乗っている私たちも思わず声を潜めて話してしまいました。ゆっくりカヌーに乗って渡る水音と、鳥の声や木々の音が心地よい。2時間ほどカヌーに乗っていましたが、窮屈さはなく、ストレスは感じませんでした。初日の散策はこれで終わり。

ちなみに、ホテルの部屋には森に面した開放的な窓があり、夕方になると目の前にあるバナナの木になる実を目当てにやって来る、小さなお猿さんの群れを見ることができました。贅沢なスパやギフトショップはないホテルでしたが、部屋のバルコニーに座って動物の声や緑を楽しむのが最高の贅沢なのだと感じました。熱帯雨林だけあって、日中や夜中に時折激しい雨が降る。でも、しばらくするとギラギラと日差しが強くなったり。グアヤキルはこの時期雨が降らないので、久しぶりの雨音が心地よかった。

短い滞在中に、2度ほど毛むくじゃらのタランチュラが部屋の前に居たり、シャワールームから鮮やかな緑のカエルが元気よく飛び出てきたりのびっくり体験はありましたが、気持ちよい滞在でした

2日目以降はまた次回の記事で書きます~。それではチャオ~!

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