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★エクアドル★感謝祭のビーチとシーフード

先週11月26日は、アメリカの「感謝祭」。でもエクアドルには「感謝祭」を大々的に祝う習慣はない。アメリカ夫が特別にお休みをもらったので、せっかくだし小旅行に行ってきた。そこでシーフードのたっぷりの食事をしたので、これを機会に今まで食べたエクアドルのシーフード料理について書きます。

ここでもペット可ホテルに泊まる。

今回訪れたのは、グアヤキル市から1時間半くらい離れたPlayasというビーチタウン。賑やかな中心地ではペット可の宿泊施設が見つからず、繁華街から2キロくらい離れた場所にある、「Suite Hotel Romanos」に宿泊。平日なので宿泊客は私たちだけ。豪華さはないけれど、緩く流れる時間が心地よい。オーナーの飼い犬の8歳のマスティフが人懐こくてずっと私たちの後をついてきていた。といっても、遊びをねだるわけでもなく、寝ているだけだけど、私たちが部屋にいる間も、部屋の前の廊下で日向ぼっこ。

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エクアドルのビーチもなかなかいい

繁華街から少し離れているからか、ビーチをほぼ独占状態。野良犬もいなかったので、久しぶりに愛犬とかけっこしたり、のんびり歩いたり1時間くらいゆっくり過ごした。沖縄の白い砂浜ビーチもいいけど、誰もいない大きな灰色の砂浜ビーチもなかなかよい。ミネラルを含んだ砂が太陽光にあたるとキラキラ光る。

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ホテルのお勧め料理を食べてみた

その夜は、ホテルのレストランでお勧め料理のスパゲッティ・コン・マリスコス(海鮮スパゲティ)をトライした。貝やエビ、イカがふんだんに使われていて、多分、バターと具材の塩味で味つけして、茹でたパスタの上に乗せた簡単料理だと思うけど、すごく美味しかった。

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カニご飯とエビとロブスターのセビーチェ

翌朝はビーチ散歩とプールでゆっくりした後、市内に戻る途中に繁華街に立ち寄った。ビーチには午前中の漁を終えた小型の漁船がひしめいていて、漁師さんたちはバケツに入ったエビや魚をより分けたり、砂浜で昼寝したりしていた。漁船もカラフル。船にキリスト教の影響を思わせる絵が描かれているのが南米っぽい。

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コロナ影響で飲食店は殆ど閉まっていたけれど、幸い夫の同僚のお勧めレストランは開いていたので、そこで遅めのランチをすることにした。注文したのは「アロス・コン・コングレホ(カニとごはん)」と「セビーチェ・コン・カマロネス・イ・ランゴスタ(エビとロブスターのセビーチェ)」を食べた。ボリュームに圧倒される。これも塩味とぷりぷりの海鮮のジューシーさと甘味が絶妙で美味しかったけど、半分ちょっと食べたあたりで、塩味が強すぎて途中で断念。エクアドル人は味付けに塩をやたら使うと聞いたことがある。これがもそうかも(泣)。結局、具のシーフードのみを食べてご飯は残すことに。感謝祭なのにすみません。定番のセビーチェはエビとロブスターが入っていて、夫は「今までで食べたセビーチェの中で一番うまい。」と言っていた。

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定番のカスエラ、ポジョとエンセボジャード


近所のエクアドル料理店では、「カスエラ・デ・マリスコス」と「ボジョ・デ・ぺスカード」を食べた。カスエラは魚介類をプランティーンと言われる料理用バナナやスパイスで煮込んだ定番料理。ポジョは料理バナナとピーナツで作ったペーストにツナなどの魚介類と野菜を練りこんで、バナナの葉で包んで蒸し焼きにしたもの。両方ともご飯と緒に食べられるくらいリッチな味。

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あと、エンセボジャードというツナがゴロゴロ入った魚のスープが美味しい。ごろっとしたツナと、玉ねぎ、パクチー、トマトの酸味が効いたスープは味が薄めのトムヤムクン?みたいな感じ。付け合わせに、チフレと呼ばれるバナナチップスやレモンのしぼり汁などが付いていて、味に変化をつけながら食べても可。エクアドル人はこのスープを朝食に食べたり、二日酔いの朝に食べたりするそうだ。スーパーにはシーチキンの缶みたいに、エンセボジャード専用のツナ缶が売られている。

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私はこのスープが好きで、「エクアドルにいる間に、最高のエンセボジャードを作れるようになりたい!」と思っている。

エクアドルのシーフードは最高


エクアドルに来てから、シーフードにがっかりしたことは一度もない。むしろエビなんかは大きくて、注文したら「これでもか」ってくらい沢山入っている。お寿司屋さんの魚も新鮮(シャリはもうちょっと頑張ってほしいけど)。バナナと魚介類を煮込むとか、食べるまで想像もできないようなレシピもあるけれど、美味しいものは作り方を覚えて、エクアドルを離れた後、日本の家族やお友達にも作ってあげたい。

チャオ―。

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