見出し画像

花火 #AE花火大会2023 に参加してみた

打ち上げ花火のアニメーションをつくった。



きっかけ

これをつくったきっかけは、Twitter(ずっとこう呼びたい)でこのツイートを見たことだった。


これを最初に見たとき、こう思った。

わぁ、いいなぁ。
…私はこういうのはまだまだ…。


After Effectsの書籍1冊の学習を終え、何かつくってみたのが5月末頃。

その後いくつかつくったものは、自作イラストを使ったアニメーションや写真を使ったスライドショー風の動画で、パーティクルとかまだ未知の世界。

こういうのはもう少しいろいろつくってからかなぁ…。

でも、ちょっとやってみたい…。


気にはなりながら、遅れていた夏イラストセットを描いているところだったので、ひとまずそれを仕上げることに。

夏イラストセットの中に花火がある。

…この花火イラスト使ってアニメーションつくりたい。

そういうのでもいいかはわからないが、つくりたくなってしまった。

花火大会に参加するかどうかはまず置いといて、つくりたいからつくろう。


さあ、つくるよ

花火の映像を見てみると、ゆらゆら〜と上がっていき、わりとゆっくりふわぁっと広がる。
そしてゆっくりふわぁぁぁ…と消えていく。

なるほどなるほど。


上がっていくときのぼわぁっと光る感じに、最初エフェクトを使ってみたが、頭で思い描いている感じにならない。

このイラストのテイストに合う感じにしたいから…とあれこれ試し、結局、不透明度と位置を微妙に調整することで、自分の思う感じになった。

打ち上がった花火の色が変わるところはエフェクト「色を変更」を使用した。

自分がやりたいことができるエフェクトがあるか、とか、エフェクトの使い方など、ネットで調べるとすぐに出てくるのでありがたい。


After Effectsにはいろいろエフェクトがあるが、私のやりたい動きは地味でぼやぁとした感じが多いので、まだそんなに使っていない。

自分がつくりたいものでは今後もそんなにエフェクトを使うことがなさそう。

つくりたいものとは別にチュートリアルをやっていろんなものを知って練習していく必要があるな、と思う。
せっかくの、After Effectsだしね。

知っていることで、どういう動きにするか考えが浮かぶこともあるだろうし。


花火の広がる感じ(ふわぁっ)とか、消えていく感じの微妙なゆっくり感(ふわぁぁぁ…)など、何回も調整して、出来上がった。


あー、楽しかった!


BGMもつくろう!

つくったアニメーションを見ていたら、BGMをつけたくなった。
静かな、切ない感じのがいいな。

「花火を見ていると、あの夏の花火を思い出す…。」的な。

じー…と見ていたら、なんとなく浮かんできた。
自分でつくるならぴったりの長さにできるし、やってみようかな。

アニメーションに合わせて、浮かんだメロディを歌ってみる。

ぴったりの長さでできたので、歌って録音。

さ、アプリで形にしよう。


花火アニメーションをつくる少し前に、スマホに作曲アプリを入れていた。

イラスト紹介のアニメーションをつくろうと思っていて、そのBGMに、小学校1年生のときにつくった曲を入れることにしたのだ。
まあ、何十年前の曲?

App Storeで探してみて、私が使いやすそうだと思って入れたのは、Flat。

ピアノの鍵盤が画面にあり、それをタップすることで五線譜に書いてくれる。


ピアノは幼少期に少し習ったことがあるが、たいして弾けるようにならないうちにやめているので、その後は自分で弾ける範囲の曲を楽しんで弾く程度だった。
大人になってから全然弾かないので、今はその当時よりもさらに弾けない。

人に披露できるような演奏ができなくても頭に浮かんだメロディを形にできるアプリはすごくありがたい。

そして楽しい!


そんなふうに少し前に1度アプリでつくってみて、またやりたいと思っていたので、BGMをつくろうという気になったのだ。



何かやろうというときはいつも、迷いが生じる。

素人曲入れて恥ずかしいかな。
なにこれ、って思われるかな。
いろいろやってどれも大したことないのに公開してて、なにこの人、って思われてるかも。

いつも何かと迷い、
「やっぱやめようかなー。恥ずかしいかなー。」
なんてうじうじと考えたりする。


これまでの人生で、やっぱりやっておけばよかったな、なんでやりたいことをやらなかったんだろう、と後悔していることが多い。

だからもう後悔しないように、やる方を選ぶ。
この先どれだけやりたいことがやれるかわからないしね。



アプリ入れて2曲目だし、無料の範囲で使える楽器を選んでつくる。

まず主旋律を入れる。

パソコン世代の人だから、スマホで何かをつくるのは時間がかかって仕方がない。
指1本で操作ってまだるっこしい。

まずここをタップして、それから音符の長さを選んでタップ、鍵盤をタップして、あ、間違えた、もう一度タップ…。
タップタップタップ、ああ、もう!

パソコン版はないのかな、と MacのApp Storeで探してみたが見つからなかったのでスマホで頑張る。

高校生娘はスマホ操作が見えないぐらい速い。尊敬に値する。
パソコンはびっくりするほど遅いが。



あ、違うとこ触っちゃった。
やり直し。

なんてことを繰り返しながらつくっていく。

主旋律を入れてそれを聴いていたら、合わせたいメロディーと音が浮かんでくる。
無料の範囲の楽器でイメージに近いものを選ぶのは難しいなぁ、と思いながらなんとか決めていく。

そのうち有料プランにすると思う。
マリンバやシロフォン使いたいし。


最後から2小節目にリタルダンド(だんだん遅く)を入れた。
楽譜には入ったが聴いてみて反映されていないようだったので、そこだけテンポを変えた。
全体が「♩=80」でその部分を「♩=76」にした。


選んだ楽器は、
クラシックギター 2パート
ピアノ
フルート
コントラバス

イメージに合うものを選んだらこうなった。

フルートを入れると哀愁ある感じになる。


BGMができあがった。


(今、もしかして…と思い調べたら、Flatブラウザ版がありました!
今度使ってみようと思います♪)


つくったBGMを入れるよ!

つくったBGMをいざ、Aeへ。

あれ?主旋律が全然聴こえない。
フルート大きい。

Flatの方で、「p」(ピアノ)や「f」(フォルテ)で各パートを調整してみる。

聴いてみると
…大きさ変わらない?


どうしようかな、と考え、各パートごとに書き出すことにした。

Aeの方でそれぞれの音量を調節することで解決。


せっかくつくったので…

こうして花火アニメーションは完成した。

繰り返し見てチェック。

娘と夫にも見てもらって感想を聞く。

2人とも「いいね」と言い、BGMに関しても「花火感ある」と言ってくれたので、花火大会参加へ心が傾いていく。

参加されているみなさんは、素敵な花火をつくられているので、私のこういうのでもいいか迷ったが、参加しようと決める。

消極的な文を最初に書いている。

ツイートしようと書いてからずーっと迷い、数十分経ち、娘が戻ってきた。

「まだやってないの?」
呆れられたのをきっかけに、
「えい!」(ポチ)
と、やっとツイート。

ああ、どうしよう、出しちゃった。
人の目に触れるところに出しちゃった。
参加しちゃったよ。
(これ、声に出して言った。)

ああ、でもしょうがないよね、もう出しちゃったんだから。
(切り替え)


楽しかったな〜。
やっぱりつくるのって楽しい!

きっかけをいただいて、本当に感謝です!
(キラキラ×10)


この後、パーティクルを使ってつくる花火に挑戦している。

他にやることもあるのでなかなか進まないが、#AE花火大会2023 の開催期間は8月25日までなので、それまでに自分の思うようなものがつくれたらまた参加したいと思う。






この記事が参加している募集

私の作品紹介

やってみた

サポートいただけましたら、息子のために牛乳を買います🥛