人は現世という存在の世界に存在するために生まれてくる。 そしてその存在は自分の行為の結果として存在されたものではなく、親の行為によってもたらされたもので、自分には何の責任も権限も持っていない。 自分に何の権限を持たずに生まれたものが、自分の権限によって自己を放棄することは、自己の権限の逸脱である。
電車に乗っても、バスに乗ってもスマホを見ている人ばかり。 時間の空白を作るのが嫌で、その隙間を埋めて暇を避けているのだろう。 日本人は働き過ぎだと昔から言われていたけれど、ゆとりよりも貧しい習性があるのだろう。
ガソリン価格が上がると、クリーニング店が苦境に立たされるといわれている。 石油製品でできているハンガーや溶剤の費用が嵩むらしい。 でも、本当にハンガーは必要なのだろうか。 一時的な受け渡しの時だけ必要で、どこの家庭でも簡易なハンガーは余っているのではないだろうか。 ワイシャツなども一つ一つ丁寧に個包装しているけれど、本当に必要なのだろうか。
有名人のなりすまし投資詐欺があった時、メタ社は今こういう風にしましたとか今後こういう対応をしていくとか現在や未来について語っていたけれど責任逃れでしかない。 問題なのは過去の過失に対して問題になっているのだから、過去に対してどういう責任を取るかを釈明すべきだと思う。 最近の企業では不祥事があると、いつも今後はこういう風にしますとか言って、けじめをつけようとするけれど、けじめをつけるのなら過去を省みて不祥事について、どういう責任を取って、どういう風に落着させるのかが第一にす
口を噤んでいるからと言って、賛同している訳ではない。 社会の反抗しないからと言って、敵意を持っていないとは限らない。 諦めの中に、社会とは一線を画した相反した不協和音を持っていることを、悟られないように胸に秘めている。
私は若い頃、仲間がいなかった。 今でも友人は一人しかいない。 私はプライドが高く劣等感が激しいので、自分と同じような境遇の人と対等に付き合っていけなければ、壁を作ってしまうのだった。
日本の地熱の資源量は世界第三位。２３００ｋＷと言われている。 地熱のある場所は国立公園内にあるとかで十分に活用できたいないようだ。 ただ、日本各地に温泉があるのである程度は活用しているだろうが、十分とまでは言えないだろう。 地熱の発電所も少ないし、温泉と被れば温泉への影響も想定しなければならないだろうが、地熱発電所ではなくても、地熱の温泉を活用して農業などや魚の陸上養殖などもまだまだ考慮する余地はあるだろう。 もっと行政などがリーダーシップをとって、地熱の活用法を探っ
人間は進化しているのだろうか。 確かに人間を取り巻く機械や物質は進化している。 でも人間自身は、人間の精神・人間の魂は進化しているのだろうか。
昔から粗雑な扱いばかりされてきたので、厚遇されたりすると、すぐに信じてしまう。 勝ち組の人にとっては厚遇されることは当たり前かもしれないが、社会の底辺をうろついていた私は、そんな接し方をされたこともなく、いつも邪険に乱雑に扱われてきた。
どうして人間は金とか権力とか地位とか名声とか勢力とか勝利とかに魅惑されてしまうのだろう。 そして、その誘惑に負けて人生を損なってしまう人が多いのはなぜだろう。 人の上に立つことや人より多くを所有することに、価値を求めるのはなぜだろう。 それらを求める人たちが世界を進展させて言った事実は否めないかもしれないが、世界が発展していったのに不幸が減らないのはなぜだろう。
私は中流家庭より少し貧しい方の育ちだし、多分遺伝によって統合失調症の遺伝子を持って生まれたのだろう。 人にはどうしても逃れられることの出来ない生い立ちがある。 環境や遺伝や持って生まれた障害等、自分自身に責任がなくても背負って生まれてきた利益やハンデがある。 人生はスタート地点から公平には出来ていない。
悩むのは好きではないが、悩んだ末に閃きが現れる瞬間に幸福を感じる。 大した悩みでもないし、大した閃きでもないし、自己満足かもしれないけれど、クイズの答えが導き出されたような、迷路から出口に辿り着いた瞬間が好き。 結果的に自分で解答を導き出せなくても、人から答えを教えられても、悩んだ末に答えが出た瞬間が好き。
火事場の馬鹿力。 人間は時として、普段では考えられないような能力を発揮するときがある。 人間にはいったいどれだけの能力が備わっているか分からないが、脳の大部分が現在の一般の人が使ったいないというデータを考えれば、相当量の能力が人間の脳には使われずに眠っているのだと思う。
小学校6年生の時に夢を見た。 いつもは夢を見てもすぐに忘れるのだが、その夢はいつまでも記憶に残っていた。 浜辺に佇んでいる夢だった。 どこからか声が聞こえてきた。 前世は中学生の頃、津波に被災して死んだんだよ、と言っていた。
私は父親から厳しく躾けられたせいか、褒められることに慣れていない。 だから耳障りの良い甘い言葉に簡単に騙されやすく、何度も苦い経験をした。 厳しく育てられたにもかかわらず、逆に自由を求めるのか、安定した仕事に長く居続けることよりも、その場凌ぎのストレスのかからない仕事ばかりしていた。 厳しく育てるよりも、今の流行は褒めて育てる方向に進んでいるようで、その結果がどう出ているのかはわからない。
死刑は本当に犯罪の抑止になっているのだろうか。 大体日本の死刑制度は刑が確定してから10年も15年もたって、国民が忘れたころになって執行していて抑止効果は形骸化しているのではないか。 最近は自死も出来ない輩が死刑になりたくて、凶悪犯罪を起こす事件もあり、犯罪の抑止どころか犯罪を誘発しているようにさえ思える。 一度死んだら二度と生き返ることは出来ないと人は言うけれど、人生の再現不可能性があるから、死刑になりたいと思う人がいるのだ。 他人を巻き込んで殺人刑になるのなら自死
