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もっと楽しむ音楽Life〜エチュードをもっと!

例えば80歳くらいまで楽器演奏を人に聴かせられるレベルで弾くとして、クラシックを始めてから年数にしてだいたい半分くらいに近づいてきた。

ここらで一度、技術の再確認をしようと取り組み始めたのがこれ。

Scott Tennant/Pumping Nylon
クラシックギター練習曲集

同シリーズの基礎編はすでに毎日の基礎練習に愛用してて、効果を実感してるので(加齢による筋力、反射速度ダウンを補うために使用。表紙の写真通り硬派な内容、、)関連するテキストだから信頼できるだろうと思い購入。実際手に取ってみてその内容にも納得できました。

なぜ今、練習曲(エチュード)かというと、

もちろんクラシックギター始めた初期にはレッスンでカルカッシやソルの定番エチュードを使用して練習しました。大抵の教室で似た感じじゃないかなぁ。

ただその時は、課題を一応クリアしたらすぐ次の曲に「急いで通過」って感じでした。

それは、早くたくさんの曲に出会うためでもあり、後から曲の中でその技術を定着させることができるから、という意図だと理解してます。

実際、会社勤めをやりながらだと、当然に時間的に制約があり、できるだけ曲練に注力したい気持ちになりがちです。

一方で、

ある程度弾けるようになった今、演奏会やったりコンクール出たり、また、優れた演奏家のパフォーマンスを実体験すると、やはり自分の技術が確かなものにはまだ足りないなぁ、その差が演奏の質を下げてるなぁ、と痛感します。

そこで思いついたのが今回のエチュードおさらい。

この教本、ひとつひとつの課題曲は簡単に見えるけど、今回は質の追求がテーマ。各エチュードの目的がきちんと明記されていることが嬉しい。

自分はあと何年演奏可能なのでしょうか?それまでひたすらもっと良い演奏を目指していきたいものです。
自分なりの正しい練習を積み重ねて。

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