私が書いた台本を声優さんに演じていただきました。 cv.阿座上洋平 cv.熊谷健太郎 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』グエル役の阿座上さんと、『ダンジョン飯』ライオス役の熊谷さんに演じていただきました。 見ていただけると大変ありがたいです。
「全然聞こえないわよ~。頭のてっぺんから声出しなさ~い」 「せんせー、どうやればいいのか分かりません」 「こうやるのよ」 「え?つむじなんか見せて何を」 ガパァ 「うわああああぁぁぁぁぁぁ・・・・・」
「わぁ~トイプードルかわい~!ねぇパパ、買って!」 「ダメだ」 「ちゃんと自分で世話するからさ。お願い買って!買って買って~!」 「いいかげんにしなさい!還暦にもなってみっともない」
「あなたと、お会いできて、え~・・・とても、嬉しいです」 「ちょっとあんた!辞書引きながら通訳しないで!」 「え?」 「あいさつだけで3分かかってるよ!もういい、自分で調べながら話すから辞書貸して!」 「え~・・・Can I borrow your dictionary?」 「あんたに言ってるの!」
「いらっしゃいませ」 「ごっつぁんです!」 「え?」 「あの、力士になりたいんで、どこに入門すればいいか教えてほしいッス」 「いや、不動産屋で聞かれましても」 「でも表に、お部屋探しならおまかせ!って書いてあったッス」 「その部屋は扱ってません!」
「3番来い3番!ダメかー!」 「ちょっと!動物園でギャンブルしないでください!」 「は?」 「わんわんレースで競馬的なことしないでください!」 「ダメなの?だってあそこに書いてあるよ。わんちゃんが楽しくかけっこって」 「かけってそういう意味じゃないです!」
「君にどうしても言っておきたいことがあるんだ、聞いてくれ。実は俺、不老不死なんだ・・・ごめん、こんなこと急に言われても信じられるわけな」 ズキューン! 「確かめるの早くない?」
「先輩、これ受け取ってください!」 「ごめん!おれ、チョコ無理なんだ」 「無理?」 「ネギもブドウもアボカドも無理なんだ。おれ、犬系男子だから」 「体質が!?」
ガチャッ 「おじゃましまーす」 「だ、誰だ!勝手に入ってくんな!」 「いただきまーす」 ガツガツ ムシャムシャ 「俺の晩飯が!やめろ、お前何なんだ!?」 「申し遅れました。私はUba Eatsです」 「奪イーツ!?」
「なんでだよ!?ここ、放し飼いの動物をマイカーで見学できるっていうから来たのに。なんで入れないんだよ!?」 「すいません、オープンカーはちょっと・・・」
「すいません!今、パニャモ暦何年ですか?」 「未来すぎて西暦じゃなくなってる!?」
「不老不死になってもう200年ちょっとか。ずいぶん生きたなぁ。それにしても年末は憂うつだなぁ。今はExcelがあるから楽になったけど」 カチッカチカチッ・・・ 「こっからここまで5千円、ここからここまで1万円で合計は・・・はぁ。子孫多いとお年玉かさむなぁ」
「あの、メニューどこ?」 「うちは一品しかやってないからメニューないヨ」 「すごいこだわり。で、その一品って何?」 「麻婆」 「マーボー!?ナスでも豆腐でもなくシンプルマーボー!?」 「の、肉なしだヨ」 「ただの辛い汁じゃん」
「メリクリことよろ!」 「今いつだよ!?」
「はぁ・・・」 「どうした?ため息なんかついて」 「さっき体重計乗ったんだよ。そしたら100いっちゃってて」 「えっ体重が?」 「体脂肪率が」 「お前はバターか」
「おっタカシ!あけましておめでとう」 「あけお~」 「あけおめを略すな。会うの1年ぶりか?お前ずいぶん変わったな」 「うぇ~い」 「真面目な感じだったのにどうした?学校でなんかあったのか?」 「冬休みの間にぃ~イメチェンしようと思ってぇ」 「夏休みにやれよ」