雑誌「CYA'」(茶)に載ります

昨日 雑誌「Cha’」(茶)の発行責任者「幻住斎」氏と編集の上曽さんがインタビューにお見えになりました。

 「茶」はウェイド出版が出している雑誌で、ウェイド出版から拙著「コルビュジエぎらい」と「建築コンペなんかもうやめたら」の本を出版しているので、あまりに売れないからそのプロモーションの為だと思うのですが・・・

 「幻住斎」氏は実に自由なご老人(といっても私より10歳お若い)で、その雑誌の内容は「分野」が滅茶苦茶で、360度志向です。「そういう雑誌は日本でこれだけだ!」と豪語されていましたが、たしかに見たことない。総合雑誌というものはありますが、それどころではない、もっと気ままな自由雑誌です。

 まあ、そんな雑誌にまともな典型男が出るのですから、楽しみです。私は、とにかく本が売れれば良いのです。

 その幻住斎氏が、今執筆している原稿は、今度は電子書籍にしなさいと勧めてくれました。ひとしきりその良さを説得されましたが、私はとにかく一人でも多くの人が読んでくれればいいので、電子書籍で出すかもしれません。

 もっとも私のコラムをお読みくださっている何人かのご老人は「電子書籍って知っているかなあ・・・」と心配です。

 先日も、ホームページのご相談とお願いをしているアトリエ・ネオの伊波サチヨ氏に、「私のコラムはデスクトップが64%、モービルが34%、タブレットが2%なんです」と書いたら、「モービルとはモバイルのことだと思いますが、現在はそちらが主流だから問題ありません」とさりげなく答えられた。丁寧な方だから、バカにされずに済みましたが、スマホなどのことは「モバイル」と言うらしいことを、知りました。

 菊竹清訓先生が、パースで空の色を出すのに、バスタブにコーヒーを入れて、それに何度も浸けて茶色を出したと学んだ世代だから、絵は絶対に電子書籍にはしないけど、いろいろ面白いことがあるようで、今度の本は電子書籍に挑戦してみようと思います。

(PS 雑誌の希望者がほとんどないのは、どうしてなんでしょうかねえ・・・)

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