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プレミアリーグ観戦記🇬🇧~日本人選手の活躍パート2~

たくさんの日本人FW、MFもこれまでプレミアに挑んできました。多くの選手がいたなかで個人的な思い入れから2人の選手をピックアップしたいと思います。

奇跡の優勝、岡崎慎司選手

岡崎慎司選手
2015-2019 Leicester City
出場114試合、14ゴール

清水~ドイツを経てレスターシティへ加入。
プレミアの日本人プレーヤーと言えば、岡崎選手を外すわけにはいきません。もっとも成功した日本人プレーヤーと言えるのかと思います。

前年に何とか残留を勝ち取った降格候補のレスターが、奇跡のプレミア制覇を果たした2015/16シーズンに主力として活躍。完全なるレギュラーとして得点こそ少ないものの、24得点の大エースバーディーのベストパートナーとしてファンに愛された選手。

国立フットボール博物館に展示


歴史的なリーグ制覇の偉業を称え、マンチェスターにある国立フットボール博物館にもチームユニフォームが展示されています。

フットボール史上でも稀な、"おとぎ話"


30年のプレミアリーグの歴史で、トップ6のクラブ以外ではブラックバーン以来の優勝。
資金力があるメガクラブが上位を占めるリーグにおいて、予算が圧倒的に少ないレスターの快進撃はまさにおとぎ話で、判官贔屓も相まってイギリスの大半の人がその優勝を願い、後押ししたようです。

試合後のチームバス付近で

2018/9の後、レスターを離れスペインへ移籍。現在ベルギーでプレーする岡崎選手の活躍が今後も楽しみです。

•••『個人的な思い出』•••
アイコニックなシーンとして取り上げられる優勝シーズンに決めたオーバーヘッドシュート。当時香港にいて、イングリッシュパブで見ていて鳥肌でした。イギリス人はじめ外国人だらけで日本人は自分1人。試合後なぜかOasis のDon't look back in anger を大合唱していたのが強烈に印象に残っていて、その光景も鳥肌モノでした。
(マンCファンが多かったのか??当時はなぜこの歌なのかもわからず。。。)

アジア人初、南野拓実選手

南野拓実選手
2020-2022 Liverpool 
出場30試合 4ゴール
2021 Southampton 
出場10試合 2ゴール

Anfiled スタジアム併設ミュージアム

コロナで不安定なシーズン、ロックダウン前の冬の移籍でリバプールにやって来た南野選手。大阪~オーストリアを経て、アジア人として初めて名門クラブへの加入となりました。
デビューはFAカッブ、ホームアンフィールド。宿敵エバートンとのダービーマッチ。BBCでの放送を興奮して見ました。世界中にサポーターがいる、歴史も伝統もある赤のジャージを着る。大音量のYou'll never walk alone を背中にピッチで戦える。赤い悪魔に移籍した香川選手の時と同じような誇らしさを感じました。
世界のトップチームでは選手層が厚くリーグでは難しかったけれど、カップ戦(FA•カラバオ)では連続ゴールの大活躍✨
2019/20リーグ制覇も達成し(プレミアでは初制覇)、間違いなくクラブの歴史にその名を刻みました。

Anfiled ロッカールーム

観戦の機会は無かったけれど、カップ戦で結果を残す活躍に心踊り、プレミア制覇のセレモニーではヘンダーソン主将からカップアップするように勧められる姿に、冬の移籍でもチームに認められてるんだと嬉しくなりました。願わくばカップ戦決勝のどちらかのピッチには立って欲しかった。(この点はクロップの采配に今でも疑問です。)

Anfiled スタジアムゲートの"You'll never walk alone"

南野選手が去ってから一年後、この名門チームには日本代表キャプテンの遠藤航選手が電撃加入し、早速ホームAnfiledでのデビューを飾りました。
他にも、いまや100億の価値があると言われているリーグを代表するサイドアタッカー三笘選手。2部にあたるチャンピオンシップにも3人の日本人プレーヤーが所属。

今後も日本人選手の活躍に期待です!

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