エレベーター工事のトラブル事例③

着工初日の搬出搬入作業で大型クレーンで前面道路を塞いで作業する事が多かったのですが、事前に所轄警察署道路課に申請をします。
周辺状況、通行量、地域性等から誘導員配置、人数、時間帯等の指示指導を受け、申請許可が降りるのですが、今でも某市某区の警察署の沙汰について納得できない事がありました。
上記手続きを経て、道路車線すべてを塞ぐので通行止めを指示されましたが、交通量も多くなく日中時間で許可が降りたので9:00頃から作業開始したら、程なく市営バスが通行止め箇所手前まで接近、停車してきました。
当然、誘導員が迂回路を指して説明したのですが、市営バスに迂回路等通用するはずもなく運転手と押し問答となり、大渋滞・・・・!!!
警察に事情説明するも、バスを通行させてくださいの返答。
ダイヤ見ると15分に1回通行となっています!!!
作業にならない・・・・・!!!!!
周辺はプチパニックになっているので、致し方なくクレーン車、大型トラック撤収するしかありませんでした。
”どういう事!?何の為に道路申請して許可降ろしたのか!?”
楊重業者も警察署に抗議してもラチがあかず、到底納得いかないので某区警察署に出向きました。
すると、”本来はバス通行も考慮するべきを見落としていました”と不手際を認めたものの、こちらはまた段取りを一から組み直しで、楊重業者、トラック再手配、マンション管理組合、管理会社に説明、再告知等、この経費どうしてくれる?と民間会社では当然そうなるのでその警察署担当に率直にぶつけましたが、それがどうしたと言わんばかりに”そのような費用の請求は受けられません。そちらでなんとかしてください。”
・・・・まあ、答えはなんとなく分かってましたけど未だに腹立たしい出来事でした。

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