エレベーターの乗場押釦で数百万円!?①

タイトルから読み取れるかと思いますが押釦自身が数百万円するワケではないです。
ある築30年中古テナントビルを転売で取得されたオーナーさんから、5階と6階の乗場の押釦が効かないので直してほしいと問い合わせありました。
詳しく聞くとその押釦基盤が不具合で2017年にその基盤のメーカー生産が終了してしまっていました。
メーカー営業担当者に問い合わせて現地調査も実施してもらったら、改修工事しか手立てなく、リニューアル工事に数百万円の見積もりが出された。
売買取得したところでテナント誘致に向けて内装工事の真っ最中でさらに数百万円の出費は大問題となったのが経緯でした。
なんとか、残りの在庫で対応してくれと頼んだが断られ、こちらに相談されたのですが、確かにメーカーは一貫して生産終了して一旦保守契約のない顧客には生産終了した部品対応はしません。
かといって、まだテナント営業中で予算もなくいきなり数百万円は不動産賃貸業としてはこれ以上ない非常事態です。
今まで前オーナーでは使用頻度も少なく、全体的にも年数の割には劣化も進んでいないのに、ほぼ全部を入れ替えてしまうのに抵抗感強いのは分かります。
どいうしたものでしょうか・・・。

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