エレベーター会社の与信管理

部品調達納期の改善は最近見え始めていると先日のブログに掲載しました。
リニューアル工事は?・・・会社によってバラバラで会社規模、方針、体制、決算時期、競合先がどこか・・・で金額もそうですが、かなり幅の広い変動があります。
その原因は、部品と違って製品製作リードタイムの問題ではなく、作業員の人手です。
最も長いトコで2年!、一般的に一番多いのが半年~8か月くらいです。
そこで、いざ契約となった時に、支払い条件の話がでてくるのですが、
大体の会社が契約時に半分、完工時に残り半分が多いですが、先のリードタイムから、契約後すぐに半分の数百万円を先に支払って、半年~8か月後、あるいは2年後!?の完了引渡に残金支払う事になるのですが、8か月とか2年間、もしその間すごい不況の波がきて発注先の会社が倒産したらどうなるのか?・・・履行不能になり大損害となります。
エレベーター会社は滅多には潰れないから大丈夫と言っても万が一のリスクは考えざる得ないでしょう。
その会社の請負契約書、工事注文約款をよく読んでおくことをお勧めします。
営業担当者だけ見ててもその会社が経営難かどうかなんて分からないので、
業界内の情報とかに精通したコンサルタントに相談するのがベストと思いますが、皆さんどうでしょうか?

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