年越しにジャム入り揚げパン食べれたら、あなたは立派なドイツ人
年越しの準備です。
まず花火を買います。この時期だけですが、スーパーでも売っています。
私と子供でも楽しめそうなのを買ってきました。
中身を確認します。
ドイツの冬は日没時間が早く、夕方にはもう暗い。
夕飯にそばを食べて、子供達と18時過ぎに下に降りました。
花火をしようにも風が強く火がすぐ消えてします。
「お父さんがいればよかった〜」
と、シンママには絶対言っちゃダメなセリフを下の息子が吐く。
くそー。ちったー強力しりょやー。とヤケクソ気味な私。
結局蝋燭の方に花火を持って行って、つけて、素早く立てて、逃げる!
という手法に落ち着きました。
どうにかなった!
深夜になる前に私たちは引き上げました。
バンバンうるさく、日本の花火大会のような優雅さはありませんが、窓から打ち上げ花火を眺めると綺麗です。
子供達は深い眠りについており、0時になった瞬間、すごい音と光が窓の外でしましたが、起きることはありませんでした。
私はベッドの中で、今年一年の願い事を書きました。
いい年になりますように。
あれ、ジャム入り揚げパンはどうなったんだ?
そうそう、ベルリンではベルリーナー・ファンクーヘンと呼ばれるジャムなどが入った揚げパンに砂糖がかかったこれでもか!!というぐらい甘い品物を大晦日に食べる風習があるのです!
パーティーに備え、甘いものでエネルギー補給じゃ!
というわけである。
伝統的には深夜0時にこれを食べるんだとか。
本当かいな!
無理無理ー。こんな甘いもので年越せないよ〜。
年越しはそば!!
てな感じで、自分が日本人であることを実感するのでした。
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