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『イスラム2.0』 (536文字)

 (この投稿は、東京15区の補選投票日が終了してから公開する旨をここに明記します。)

 『イスラム2.0』(飯山陽著 河出親書)では、「インターネットの普及によって一般のイスラム教徒が啓示に容易にアクセスできるようになった」時代を「イスラム2.0」とし、「啓示の解釈をイスラム法学者という知識人が独占していた」時代を「イスラム1.0時代」として議論を進めています。
 議論といっても、この本は素人向けに書かれているので内容に感心することはあっても、内容が難解であるということはありません。
 この本の出版当時は、イスラム原理主義者と呼ばれる者による自爆テロが頻発していて、イスラム教徒に対する不信感が私たちの間に蔓延していたように思います。私はこの本を読むことによって、ある程度はイスラム教の知見が増したと実感できました。

 世界史の本にもイスラム世界のことやアラブとかムスリム商人のことは書かれていますが、イスラム教自体のことにはあまり触れられていないので、こういう本は世界史的知見を深める意味でとても助かります。

 私は、東京15区の選挙では飯山陽さんに当選してほしいと思います。そして、国会議員となり日本の中東外交政策に尽力して欲しいと願っています。

#イスラム2 .0 #飯山陽

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