競馬ミステリといえばディック・フランシスが浮かびます。ミステリ本は大人気ですし、以前NHKでドラマが放送されていました。
　私も今まで10冊くらい読んでいます。ただ、私は競馬について知識がないので、フランシスが描く競馬界の仕組みに馴染むまで時間がかかりました。
　そもそも私はギャンブルをしないので、競馬そのものにも違和感があります。正直、品種改良により走力強化された馬同士が競争することを、面白いとか興奮するといった感覚が分かりません。
　これは、趣味の問題だと思うので、競馬を否定する気持ちはありません。

　ところで、競馬という事業は集金力がありますので、犯罪者が注目しやすい産業だと思います。
　フランシス自身は、元ジョッキーだといいますが、彼は恐らく現役時代から競馬会とそれに関連することの知識を集めていたのではないかと思います。
　題名は忘れましたが、サバイバルのスペシャリストが主人公の作品では、競馬会とかなり距離のある分野を扱っていいて、読んでいて凄く感心しました。

#競馬ミステリ #ディックフランシス