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『孤独のグルメ』 (461文字)

 『孤独のグルメ』といえば、テレビ東京の大人気ドラマがまず思い浮かびますが、私は漫画の『孤独のグルメ』(原作久住昌之 作画谷口ジロー 扶桑社文庫)も楽しく読みました。

 主人公井之頭五郎の昼食をメインにした物語というのは斬新でした。
 そういえば、『赤毛のレドメイン家』というミステリに、昼食が正餐(せいさん)だというくだりがありましたっけ。

 この主人公は、テレビドラマでは空腹を恐れすぐ食事をしなければならないようですが、漫画ではそういうことはなく「くしいんぼう」といったキャラクターです。

 テレビドラマのフォーマットは「仕事→空腹→食べ物屋選び→食事→感想→帰る。」ですが、漫画では「食事」のシーンが多く主人公のキャラクターはあまり掘り下げられません。過去には結婚を考えた女性がいたようですが、その程度です。ただ、漫画の背景は丁寧に書き込まれていてかなり作画時間を掛けたと思います。

 私自身は食事にあまり関心がなく、野菜を摂ることを心掛けているくらいです。
 ですから、『孤独のグルメ』を見たとき、衝撃でした。

#孤独のグルメ

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