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ジャイアント馬場が語っていたこと

 日本テレビの「ジャイアント馬場3000試合連続出場」を記念した特番で「入ってきたばかりの若手の選手の中には運動神経が悪くて、『なんでこんなんでプロレスラーになりたいと思ったんだろう。』というのがいますよ。
 でも、『おれにはこれしかないんだ!』と頑張る奴は、いいレスラーになっていきますよ。」と言っていたことを思い出します。

 「おれには(わたしには)これしかないんだ!」という背水の陣的な感覚というか自分への追い込みは、いろいろな分野で成功するために必要なものだと思います。
 背水の陣といえば、私の中では第二次ポエニ戦争におけるハンニバルのカンネーの戦いを思い出しますが、同時にこのジャイアント馬場の言葉も思い出します。ハンニバルは「おれにはこれしかないんだ。」とは思わなかったでしょうが、「逃げ場なし」の状況に自分(とその部下)を追い込むという状況は似ています。(ハンニバルは、戦場特定し、ローマ軍を誘い込み、ローマ軍より騎兵兵力の多いハンニバル軍の特性を生かした戦いかたをしているので、「逃げ場なし」というよりは「勝てる!」という気持ちが強かっただろうと思いますが。)

 そのジャイアント馬場が、ジャイアントコーンのテレビCMに出演していたのを見たときは、少々複雑な気持ちになりました。

#ジャイアント馬場  #ハンニバル

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