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179 親孝行は後回しにできない

 人は親を「老いるわけじゃない、病気になるわけじゃない、死ぬわけじゃない」と思って、親のことを無視して生活する。しかしわが親も無常なのです。病気で倒れたり、老いて寝たきりになったり、また亡くなってしまったりすると悲しむのです。何もしてあげられなかった、親孝行できなかったと、悩むのです。真理として心の底から「諸行無常」であることを知っている人に限って親孝行は後回しにできるものではないのです。親の面倒をみます。

『一分で読むブッダの教え』第3章 人生の悩みは、仏教で解決する《子育てと親孝行》アルボムッレ・スマナサーラ サンガ出版【幻想を超えて 夢枕氏との共著 (2010年) p93】

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