184 善心とは明るい心

 世の中の人間が明るかったら、結構良いものでしょう。明るい人とは誰でも付き合いたいし、暗い人とは付き合いたくないものです。明るい人がどんどん増えても、誰にも何の負担もありません。どうせ明るいから、どんな問題・トラブルが起ころうとも、明るい人はすぐそれを解決してしまう。そういう人々は、どんな乗り越えがたい障害があろうとも、チャレンジしてそれを乗り越えていく。ですから世の中で明るい、行動的な人々は、増えれば増えるほどよろしいということで、そういう心が、仏教でいう善心なのです。
『一瞬で心を磨くブッダの教え』第4章 幸福に生きるための秘訣《正しい生き方》アルボムッレ・スマナサーラ サンガ出版【ブッダの実践心理学 第三巻 心所の分析 p177】

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