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奇跡の行方

先日、マッチングアプリで知り合った同い年の人とご飯に行ってきました。ていうか、報告が遅れてめちゃくちゃ申し訳ないです。もう2週間経っていますw
これだけ放置していたのには訳がありますが、それは後ほど。

僕は今まで好きな異性・気になる異性とこうして"前もって約束を取り付けてご飯に行く"という経験がなかったので、実質初デートになるわけです。
まさかねー、ここまでしないと女の子とご飯にすら行けないなんて、、とほほ。。

デートが決まったことは二つ前の投稿で書いた。しかし話が決まってから急に連絡の頻度が下がり、直前になっても当日の待ち合わせすら決まっていないという有様だった。僕は本当にデートできるのか、ただただ不安だった。

結果、なんと!!

来てくれました。

ほっとした。ドタキャンされるんじゃないかしら。もしくは、僕の顔を見て「こいつは無理」ってなって帰られてしまうんじゃないか。そんな不安がずっとよぎっていた。

そして肝心な女の子のファーストインプレッションは、「思っていた感じと違う」この一点だった。もちろんいい意味で。アプリで登録している写真とはずいぶん雰囲気が違っていて、元々高身長なのもあってかすごく大人っぽく見えた。僕は無難に大学生っぽい恰好で、一応メガネは外してきた。

挨拶もそこそこに、決めていた店にレッツゴー。道中に油そばの店を発見し、僕がラーメン好きなことを言うと彼女もそこそこ好きなみたいで、彼女の大学近くにもかつて同じ店があったと教えてくれた。そのうち懐かしくなってきたみたいで、ここで食べたいと言い出した。当初行くつもりだったおしゃれそうなカフェはまさかの彼女の意向でキャンセルされた。まぁ僕は構わないのだが。

食べながら少し喋ったけど、さすがにこれだけでは終われないので次の目的地へ。次は僕が知っているカフェに連れていった。ここは僕がデートにぴったりだと信じているお店で、気に入ってもらえる自信は割とあった。

そのお店に向かっている道中、お互いお笑い好きであることが判明し、去年のM-1グランプリの話をしながら楽しく歩くことができた。お店に到着。ちょっと豪華な席に案内してもらい、もちろん彼女を上座に誘導した。

ここからが本番。お互いを知る大チャンス。
スイーツとドリンクを飲みながら、風の赴くままに色々な話をした。
日本の政治は終わってるとか大学生の男女らしからぬ話題もあったが、もう基本的には雑談。お笑いの話、音楽の話、アイドルの話、などなど。割とフィーリングが合うなと思ったけど、それは彼女が多趣味だからということも分かった。

話していて普通に楽しかったし、僕の大学4年間の学生生活の中で女の子とここまで長時間、ちっとも苦痛を感じずに話せているのは、今思えば奇跡だった。まぁ相手が話を合わせてくれているのもあると思うけど。

しかし、一向に恋愛の話にならない。せめてマッチングアプリの話になればそっちに持っていけたんだけど、ならなかった。というより、今話している内容が本当に友達同士の会話という感じで、そこから恋愛モードに切り替えるには無理があった。慣れた人ならできるのかもしれないが、少なくとも僕には難しすぎた。というか、一回目ならこんなものなのかもしれない。

そのまま一度も恋愛の話にならずに、店を出て駅へ向かった。路線が違うのでここでお別れ。途中まで彼女を見送っていった。ま、一回目だしこれでもいいか。普通に楽しかったし、4月に公開される映画を一緒に見ようって言ったし、次もあると楽観視して僕は彼女と別れた。

その後、「今日はありがとう」とメッセージを送り、彼女からも「ありがとう!」と返ってきた。僕は「また好きな店いこうね」と送った。それから、それから。












今日まで一度も返事が返ってきていない。





はい、詰みました。
何がいけなかったんでしょうね。

ちなみにブロックはされていません。デートに行ったのが2週間前で、彼女の最終ログインが3日以内(24時間以内の次)になっているので、僕とのデート以来、頻繁ではないもののアプリを開いていることは確か。

完全なる脈なし。

はあ。。。
何がダメなん。せめてそれを教えてからいなくなってほしい。残された者の気持ちにもなってくれ。

きっと僕に何かしら原因があると思うけど、分からない。
見た目が刺さらなかったのか。友達にしか見れないと思ったのか。男として論外な部分があったのか。知らないうちに僕が何か粗相をしていたのか。

友達に話を聞いてもらうと、「奢っていないのはまずいんじゃない?」と言われた。は?ここに来て奢る奢らない論争?そしておぬしは深田えいみ支持者か。

「理不尽だよ。理不尽だけど、男が払わないといけないんだよ」
そう言われた。まじで?まじで言ってる?
てっきり深田えいみの意見は少数派で、ネット上でもめちゃくちゃ一蹴されてたから全然気にせず普通に割り勘(お互い食べた分を払う)にしてたけど、それがダメだったというの?

もしそうなら、僕は女性を恨みます。自分の食べた分のお金すら支払わないどころか関係の深くない男に奢ってもらおうなんて思い上がりも甚だしい。さもしい。乞食だ。そんな安い女はこちらから願い下げ。

なので、原因は他にあると見ています。そんなくだらない次元ではないと思う。たかが大学生(といっても社会人間近だが)の男女のデートで、男が奢るべきとかそんなしょうもないルールはないですよね?

僕のデート経験の少なさ、女性経験の浅さゆえの、何かしらの失敗を犯しているのでしょう。もしくは単純に、彼女が僕を恋愛対象に見ることができなかっただけかもしれないし。

ショックだ。
今のバイト先も、内定先も、地元がどこかも、彼女があまり誰にも言ってない秘密まで教えてくれたのによ。

やっと会えた初めての人なのに、それなりに喋れたと思ったのに、ダメか。
会うまでだいぶ時間がかかったというのになぁ。こんな調子じゃ付き合うなんて夢のまた夢、雲をつかむような話。

僕の望みはただ、好きになった人と愛し合いたいだけ。
あと何回泣けばいいのかな。

今宵はここまで。

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