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「ツッコミどころ満載」について(ウクライナの戦争と仕事の大変さ)

「....今言われたこと、何か変だ?!」


「....今言われたこと、何か変だな」と思う時があります。その場ではすぐ分からなくても、しばらく考えたり、人に話すと「やっぱりオカシイですよね?!」となります。

例えば職場にて。
部署のメンバーと、業務が繁忙すぎてクチャクチャになっている、なのに上司が厳しすぎて、、、、と話している時に、オジサンから一言。

オジサン「何言ってるの?ウクライナの戦争にいると思ってみたらどう?今の職場が天国に見えるよ。」
私たち「.......」

何から言えばいいのか...。
そういう形で戦争を使うのは不謹慎ですよ。冗談にならないですよ。戦争の悲惨さをどう考えているのですか。戦争と仕事を比較することがオカシイですよ。
誰もそこが比較対象となるなんて思いませんよ。
相手のシンドさ・ツラさを全否定していてヒドイですね。冷たいですね。

いや、そもそもこんなこと言っているやつを相手にすること自体オカシイことです。ただ、そのオカシさを言ってやりたい気持ちもあります。
色んな考えが頭を駆け巡り、喉元に何かが詰まったような感覚のまま、思い浮かんだ言葉は「何言ってんだ?あいつ(怒・呆れ)」。


「ツッコミどころ満載」

最近「ジーンブライド」というマンガで、「相手の言動がツッコミどころだらけで、フリーズしてしまう」というシーンを見ました。
「ツッコミどころ満載」と言う言葉は知ってはいましたが、SNSなど全くやらない自分には気持ちとリンクしない言葉でした。
マンガを読んで、何かすごく腑に落ちました。
(ジーンブライド、すごく面白いです。考えさせられます。お勧めします。)



相手の言動にパッと反応できない時は、いくつかの「何か変」が組み合わさっていて、解読に時間がかかるからだと思います。
そう言う自分も、場をシーンとさせてしまうことが、よくあります。直接的に「何言ってるの?(話ズレているよ)」、と言われることもあります。
そんなとき、自分自身も「ツッコミどころ満載」になっているかもしれません。


他人に対して「何言ってんだ?(怒or呆れ)」で済まさずに、自分についても「引かせてしまうから、もう話したくないな」で済まさずに、どうしてそうなってしまうのか、よく考えてみようと思います。


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