母を外食に誘った
最近ファミレスでは当たり前になつた配膳ロボットを一度見ておこう、と。

ホンの一週間前までは、ちょっと鬱気味で外食にはもう出かけない、配膳ロボットなんて見ても何もならない、と頑なだった
少し陽射しにも春を感じる様になり、気持ちも明るくなったみたい

オーダーのタッチパネルはテレビでみたことある、とは言うが、自分の手には負えない、と最初から興味なし

キョロキョロ見回し、どれが配膳ロボットなのか、探す
ちょうど真後ろから急に音楽が流れ、配膳ロボットが動き出し、近くのテーブルへ料理を運んだ
子供のように、喜ぶ母
どのテーブルにもキチンと近くまで来る！と感心
厨房と客席を往復する配膳ロボットをずっと目で追い、何処が定位置なのかまで突き止めた
凄いね～、と連発していた
帰る頃には、配膳ロボットの音楽を口ずさむほど

帰り道、車の洗車に付き合って貰った
なんと、洗車マシーンも初体験だった
先客の洗車工程をじっくり見て、こちらも感心しきり
車を傷つけずに、最後は乾燥まで！
水や風の吹き付け方の工夫も驚いた、と

90歳になっても社会見学だね〜
と、新しいものに触れて、とても楽しそうだった
せっかく生きているんだもの、今の時代がどうなってるか、しっかり見ておこう！と前向きな発言も

ここ1ヶ月は消極的だったが、諦めず外出への誘いを続けて良かった