第6話完全不一致

第6話完全不一致

「ねね!見てみて。流星だよ!綺麗だねー。私は生まれて初めて流星なんかみたよ。綺麗だね。あの、一つ一つが何万キロという距離を移動して、この地球に来たって考えるとめちゃ感慨深いものだね。」と神楽ちゃんはとても興奮しているようだ。星を見て喜んでいる人を見るとこっちも嬉しい気持ちになるよ。「悠真、綺麗だね。今の私の気持ちみたいだよ。すごい遠くから来たのに行きたいところに行こうとするとすぐ儚く散ってしまう。流星っていうのはただの星だからね。惑星にアタックしているようなものだよね。私は悠真に伝えないといけないことがあるの。私ね悠真のことが…やっぱり恥ずかしいから今のはナシで。」となぜか恥ずかしそうにしその時の話題はにごされた。もしかして…僕のことが好き?!まさかそんなことはないでしょ流石に…葵がそんなことを僕なんかに思うなんてことは想像できない。ぜったいないか。「悠真先輩…私、最初は話せる友達が欲しいからと言ってはなしかけましたよね?実はあれは嘘なんです。本当は悠真先輩に一目惚れしたんです。そして、一回話してみたいなと思って思い切って話しかけてみました。すると、本当に仲良くなっていっていまは3人でアカギラ流星群を見ているところです。こんな嬉しいことは他にないですよ。だから、葵先輩。あなたも悠真先輩のこと少しは気になっているんでしょ?早くしないと私が奪っちゃうぞ」と急に訳がわからないことを言い出した。正直今は、星を見るとかそんな真の目的は忘れてこっちの話に釘付け付けになっている僕がいる。すると葵は「そんなこと許せる訳ないじゃないですか。私も悠真のことが大好きなんだから。この気持ちは誰にも負けないと思うよ!!ねぇ、悠真.悠真はどっちを彼女にしたい?!」と聞かれて僕は錯乱状態になって頭はフリーズしてしまう。
「え?どういうこと?2人が僕のことを好き?えへ?」と頭が痛くなってきて、流星どころではない。流星はどんどん流れる。僕の脳裏では電子よりも速い速度で結果が導き出した。つまりは2人は僕のことが好きでずっと僕を取り合っていたと?え、まじで嬉しい。でも、2人とかは流石に…両手に花はあまり良くないでしょ。うん、とりあえずここは、軽く濁しておくのが正解かも。「あははは、そうなんだ。でもね、まだ、2人のことを僕は知らないからさ。よかったら1日交代で出掛けてみてそこから決めてもいいかな?流石に二股は良くないと思うんだよね。」と全く濁すことができずに思ったこと全てをそのまま行ってしまったー!うん、2人はこんなこと言われて戸惑うよね???。と少ししっくりきたななどと考える。すると、2人は少し考えて「それもそうですね。2人と付き合うとか倫理的にも人間的にも終わってます。」と正しい答えが出ていた。よかった。それが正しい答えだから。二股はニンゲン的にも終わってる。
「でも今日はお星様をみにここにきたので、こんな話は帰りにしましょう。ほら、先輩お星様が綺麗です。」神楽は楽しそうだ。新しい星が流れたと思ったらすぐ燃え尽きる。そして、また新しい小惑星が地球に接近し、燃え尽きる。燃え尽きる時に発火点を超えて燃える。その淡い赤色が僕の目には鮮明に映し出され、データとして僕の頭にインプットされる。流星の降る恋夜空の下での青い約束のような内容が端的にわかるタイトルが今の僕たちにはお似合いだ。これから、いろいろな試練があると思うけどさ、3人で仲良くしていこうと思う。僕は今、世界一の幸せ者だ。と、そんなことを思っているとアカギラ流星群は全て消えていった。(終)

追記  どうもみなさん早乙女 渚と申します。初めて短編ラノベを書いてみました。うん、ストーリーを考えるのがめちゃくちゃむずかしい。はじめてなので誤字が多いしまだ、学生なので語彙力もあまりないので、中学生の芥みたいな作品になってしまったなと自分を責めています。不快な思いをさせてしまい申し訳ありません。後日、誤字の修正と各一枚ではありますがキャラクターイメージの方も準備させております。後日修正版と総集編という形で投稿予定ですのでよろしくお願いいたします。普段はゲームとかアニメ、学校での日常や時事のことなどを話題にコラムの方を書かせていただいております。そちらの方も見てくれると嬉しいです。それと、この「流星の降る恋夜空の下での青い約束」の総合いいね数が35いいね超えたら続編の方も書いてみます。ありがとうございました。また、他の作品でお会いしましょう。じゃあね!バイバイ


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