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世界激走 タイ編 1(サムイ島)

僕がタイで初めて走ったのは、サムイ島だった。
初めて走るのが、バンコク市内だったら、すごく苦労したと思う。
タイには、訳の分からない交通ルールがあり、バンコクの渋滞が酷いのは、このせいだと思っているが、何故か、タイは、右折が出来ない。
日本人でも、免許取りたての人で、左折しかできない人がいるが、同じ感じなのだろうか。
その代わりに、Uターン道路があり、右折したいところを通り過ぎ、Uターンで戻ってきて、左折することになるので、時間もかかるし、渋滞もするといった感じだ。
その点、サムイは、交通量も多くなく、交差点での雑多な感じも少なく、まだ走り易かった。
1980年代は、設備の輸出は、アメリカが多く、その後、少しヨーロッパの時期があり、1990年ぐらいからは、圧倒的にアジアが多くなり、僕も、中国や、タイに出張することが多くなった。
ただ、中国では、日本の国際免許は使えないので、当時頻繁に行っていた、タイで、車を運転してみることにし、サムイ島を選んだ。
それとサムイ島のザ トンサイ ベイ ホテルにも泊まってみたかったので。
僕は、タイに頻繁に行くとは言え、まだ、バンコクとアユタヤとロジャナ工業団地ぐらいしか知らなかったので、サムイは、すごく楽しみだった。
なんてったってリゾートだから。
空港に着陸し、飛行機から、空港ターミナルまでは、小さな子供が、大喜びしそうな、乗り物で移動する、リゾートっぽいと言えばそうなのだが、けっこう、安物っぽい。
一度、バンコクのスワンナプームで、入国手続きをしているので、サムイでは、そのまま到着ゲートを出て、レンタカーをピックアップして、空港を後にした。
ここでも、また、僕の勘が冴えわたり、とりあえずホテルへ行こうとフラフラと車を走らせていると、導かれるように、ホテルに着いてしまった。
まだ、この頃までは、さして、地図アプリも今ほど普及しておらず、特に僕は、地図アプリを使うのを極力拒否していたのだが、今では、知らないとこに行くときは、グーグルマップ頼みで、おそらく、もう、こんなマジックのような勘は、失われているのだと思うが、この時は、まだ健在だった。
ホテルに、荷物を預け、車で、島の外側を走り始めた。
もう、お昼の時間で、お腹もすいていたので、走っていて、ちょっと繁華街

サムイで初めての食事

的な、場所に来たので、車を停め、適当な店というか、店先に出ていたテーブルに座り、パッタイ、パッパカオ、トムヤムクンとシーハーを頼んだ。
この時代の中国もかなり安くて美味しかったが、タイも、負けず劣らず、安くて美味しい。
これでたぶん、100バーツ、400円ちょっとぐらいだったと思う。
大満足だ。
で、旅の疲れもあったので、マッサージ屋を探し、タイマッサージをしてもらうことにした。
さして綺麗なマッサージ屋ではなかったが、サムイの街中のマッサージ屋は、激安だった。
1人、1時間50バーツ、200円ちょっとぐらいだったと思う。
アジアのリゾートのいいところは、何をするにも安くできるというところだ。
ちょっとした、リッチな人になった気分になれる。
ハワイでこんな事したら、数万円は、かかると思う🤦‍♂️
ウトウトしながらマッサージを受け、とりあえず、島を一周しようと思っていたのだが、思ったより、サムイは広く、そこで、断念し、引き返しホテルに戻った。
僕は、何が何でも、どこかを1周しなければ気が済まないわけではない、特に、今回はバカンスだし。
ホテルに戻り、水着に着替え、ホテルのプールサイドのリクライニングチェアーで、ゴロンと横になった。
トンサイ ベイ ホテルのホスピタリティは素晴らしい、横になると、直ぐに、冷たい水とタオルを持ってきてくれる。
夕方になると、プールサイドの松明に火が灯り、プールサイドのバーのハッピーアワーの時間になる。
これぞリゾートって感じだ。
そこで、軽く一杯だけ飲み、サムイ島で、一番賑やかな、繁華街に行き、イタリアンに入った。
タイで、イタリアンはどうかなと思いながらも、雰囲気も悪くなく、いつもの調子で食事を頼んだが、意外に高かった。
とは言っても、日本のちゃんとした寿司屋で食べるような感じではない、少し高めの回転寿司で食べる感じの程度の高さだ。
後に知るのだが、タイで、ワインは高い、タイにもワイナリーとかはあるのだが、他のアルコール飲料に比べ、けっこう高いのだ。
逆に、ウイスキーはびっくりするほど安い、バンコクの郊外の店で、値段的に1杯のつもりで頼んだら、ボトルだったことがあるくらいだ。
良い感じに酔っぱらいながら、繁華街のお土産物屋などを覗き、フラフラしながら、ホテルに帰ると、もう、良い時間だった。
夜便で、バンコクまで来ているので、昨夜は、あまり寝れてない。
この日は、早々にベットで、熟睡した。
翌日は、早々に目が覚め、朝食会場に行ったが、日本、海外を含め、相当な数の旅館、ホテル、船などで朝食を食べたが、トンサイ ベイ ホテルの朝食が一番だと断言できる。

朝食は、基本バイキングです。
麺類、卵はオーダー出来ます。

品数が多いこともさることながら、どれも美味しい。で、知ってはいたが、

フレッシュジュースを作ってくれるおばちゃん。

フレッシュジュースを作る専門のおばちゃんがいて、指定したものでジュースを作ってくれるのだが、これも楽しみの一つにしていたが、、ほんとうに美味しい、とにかく最高だ。
朝食後は、ホテルで、シーカヤックを無料で貸してくれるので、それを借りて、対岸にあるビーチまで、漕いでいった。
トンサイ ベイ という名前の通り、ホテルは、少し、海の入り江になっているところに建っていて、対岸までは、本当に程よい距離で、シーカヤックを漕ぐには、うってつけだ。

むこうに見える対岸までが、シーカヤックにはちょうどいい距離だ

ちょうどいい運動になる。
このホテルは、超お気に入りで、また行きたいのだが。
当時はそうでもなかったが、最近、サムイ自体が、超人気みたいで、バンコクーサムイ間のチケットが取りずらい。
なもんで、何回か行こうとしたのだが再訪で来ていない。
その他、サムイでの食事

ベイサイドでのディナー


ベイサイドでのディナー

この旅に、同行してくれたのは、エアーズロックで愛を叫んだ人だ。その詳しい話は、また別の機会に。


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