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世界激走 ヨーロッパ編 3(アルプスを越えて)

アルザスから、ドイツに入り、ドイツのハイウエイのトイレに入ると、入り口付近に、必ず自動販売機みたいなものがあり、なにかなと、づっと気になっていて、トイレットペーパーが売っているものとばかり思っていたのだが、よく見てみると、売っているものは、アダルトグッツで、頭の中に、?マークがいくつも浮かんできた。
何でここでこんなものが売っているんだろうか? ドイツ人ってよく分からない。

日本人と相性がいいのはどっちだ。


よく、昔、日独伊三国同盟で、日独だけの方がよかったのでは
いう話を聞いたが、僕個人としては、ドイツ人とも、イタリア人とも仕事したが、ドイツ人より、イタリア人の方が日本人の気質に合っているように感じている。
ドイツ人は、とても合理的で、トイレでそんなものを売っているのも、何らかの理由があるのかもしれないが、それに対してイタリア人は、合理的というよりも、職人気質が強く出ていて、比較的手先が器用で、車なんか特にそうだが、いい車を作るし、逆に、便利なことを求めず、ちゃんと手をかけることを重要視している。
利便性を全く求めていない印象だ、だから、スターバックスも、イタリアにはなかなか進出できなかったくらいだ。
コンビニストアーも、イタリアでは、あまり見ない。
それはさておき、また、スイスに入り、レマン湖のほとりを通り、アルプス越えの山道に入り、峠越えの途中でまた、フランスになるのだが、この辺りになると、国境に、なんか、掘っ立て小屋のようなものがあるものの、人などは全くいなくて、完全にフリーパスだ。
ヨーロッパは、走った事が無いので、どのぐらいまで走れるか分からなかったので、ホテルなど全くとってなくて、峠の頂上辺りに、素敵なホテルがあったので、泊まれるか聞いてみたら、ダメだった。
ここに、泊まれたら、標高は高いし夜の星空が、すごく綺麗だろうなと思ったが、残念だ。

峠の頂上の辺り

完全な、行き当たりばったり旅だ、仕方ない、諦めて、どんどんフランス側に下っていくと、シャモニーという町が出てきた、この名前聞いたことあるし、フランスのリゾート地だぐらいは知っているし、けっこう賑やかな街だ、ここに泊まろう、車を道の脇に停め、ネットを繋ぎアゴダのサイトから、空いているホテルを探した。
夏の終わりかけの時期だったからか、けっこう選択肢は、いっぱいあり、比較的手頃なホテルを予約することが出来た。
そのホテルは、値段のわりに、重厚感がある作りで、屋上に、ジャグジーがあり、ジャグジーに入りながら、アルプスが見れる。
目の前にスイスのアルプスが広がっていて、その中心に、モンブランがドーンとある。

ホテルの屋上からの風景


残念ながら、ジャグジーには、フランス人の若者たちがひしめき合う様に入っていて、そこには入れなかったが、しばらく、その風景を、屋上から眺めていた。
このホテルもそうだが、この後のホテルも、毎回車のパーキングには苦労した。
ほとんどのホテルが、自前の駐車スペースがないため、ホテルで聞いて、聞いたところに停めに行くのだが、本当にそこでいいかも分からないし、なんか、いつも不安だった。
高級ホテルなら、バレーサービスなどもあるのかもしれないが、そんなとこには、泊まれないし、この苦労は仕方ない。
その点、アメリカなんかでは、パーキングで苦労することはほとんどない。

フランステイスト溢れるシャモニーのレストラン

シャモニーでは、それなりのリゾート感を味わい、

雰囲気がリゾートっぽい


翌日も、早めに出発した。


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