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世界激走 ヨーロッパ編 5(ニースにて)

バローロから、直に南下し、地中海まで出て、地中海沿いを走っていくと、やがて、モナコが出てきたが、明らかに、ここは、僕たちは、お呼びじゃな

モナコには、高そうクルーザーがいっぱい。

いって感じで、高そうでカフェすら入らなかった。道も思ったよりタイトで
ところどころに、F1のコースだ見たいな標識があるが、こんなところを200キロ以上で走るなんて信じられない。
僕なんか、アウトバーンでさえ、200キロでビビっていたんだから。
 

地中海沿いは景色もいい。

モナコとニースは、お隣だ、思ったより早くニースに着き、また、ホテルを探し、チェックインし、車を停めるのに苦労し、荷物を部屋に入れても、まだ明るい時間だったので、海岸沿いに散歩に行き、海岸沿いのカフェの軒先のテーブルに座るが、いつまでたっても、オーダーを取りに来ない、これは、フランス人のアジア人に対する、いやがらせかと思いつつも、あまり気にせず、写真だけ取り、カフェを後にした。

しばらくいたがオーダーを取りに来なかったカフェ

僕は、日本にいるときでさえ、カフェでコーヒーを飲むのは無駄で勿体ないと思っている人間なので、
気分だけ味わえて、良かったと思った。
そして、その夜、けっこう広い庭があるレストランに入ると、庭の屋外の席に通された、そこまでは良かったのだが、さっきと違い、オーダーは取りに来たのだが、Cは、貝好きなので、ムール貝が食べたいというので、ムールシェルとか言ったんだと思う、すると、冷たく”ノン”を繰り返す、するとCが携帯の写真で見せるも”ノン”


このパスタの中にムール貝は入っていた。

フランスでは、この手の嫌がらせはよくあると聞いていたので、しょうがないなと思いつつ、適当なものをメニューも見ながら頼んだ。このやり取りを僕らの奥にいた老夫婦が、見ていて、苦笑しているところを見ると、フランスでは、よくあることなんだろう。でも、その夫婦は、後で、ちゃんとオーダーできたかと声をかけてくれた。
シャモニーでは、こんなことは無かったので、ここは、都会で、シャモニーは田舎ってことかなとか話していると、何品か料理が運ばれてきて、その一品、パスタの中にムール貝が入っているではないか、さっきのウエイトレスを呼びつけて、一言いいたかったのだが、悲しいかな、外人の顔はみんな同じに見えて、どの人だか分からないうえに、まず、普通にしゃべれない。
で、食べ始めたが、あんまり美味しくない、気分的なものもあるだろうが、なんとなく、僕の感じでは、料理が雑な感じがしてしまった。
前の日にHがトイレがしたいというので、仕方なく入って昼を食べたスイスの店は、ファミレスみたいな感じで、無駄に高くてまずかったが、この店も、それほど、美味しくは無かったが、それでも、ニースだ、いいも、悪いもニースなりの雰囲気はある。
だけど、でもなとなる、昼には、バローロで、美味しい食事をしているものだから、なおさらだ。
そんな、フランス人の洗礼を浴びつつも、ワインを飲んで、食事が出来て、僕的には、ある程度満足だった。
でも、バローロが良すぎただけに、バローロに泊まっておけばなと、思わずにはいられなかったが、これも経験だ。

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