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進めども、先は見えず

月曜日、入れ歯作り直しで歯医者受診、母が診察の椅子に座り、先生が料金の話を私にしている時、
先生「作ってすぐダメになったので(母が飴を食べたためだが)30%オフにしときます」
先生の話を遮るように母登場
母「友達が高いから他の歯医者さんでも聞いた方がいいと言ってました。」
などと話し出した
先生「他の歯医者さんで聞いてきて貰ってもいいよ」
私「お母さん、じゃ今日は作らないの?(他の歯医者さんへ行く事は私も考えたけど、結局ここが1番かな、と思った)どうするの?」

私心の中 いや、もう他の所っていっても1人じゃいけないんだから、私が一緒に色々回るのは無理だから。

先生「値段はきっとうちが1番安いと思うけど、聞いてきて貰っていいですよ。(2回目)」

私心の中 先生気分悪くしたらやだな、30%安くしてくれると言ってるのに、でも、今母は先生と駆け引きしてるつもりなんだな、大阪のおばちゃんみたいに。

私「今日は作るのやめるの?(2回目)」
母「作る。先生出来上がってくるのは、この前と同じ形?」
先生「同じだよ。」
母「同じかぁ、、、遠くを見る目」
私「作って貰うなら、お願いしますじゃない?どうするの?」

ナース受付全員集合
母「お願いします(おっ素直に言ったな?私の心の声)」
母の声はしぶしぶと、、、言ってる感じ。

値段の事は、お金が絡んでくると、母の思考のチャンネルが変わる事があるので、今回も2回目だから、安くしてくれるようだよ。とサラッと母に伝えただけでした。ただ母は前回の値段を忘れているので、目が飛び出るほど高く感じている模様です。

とにかく、無事に歯の形取りは終了。
良かった。
入れ歯は、作っても又壊してしまう可能性あり、ただ、前歯がないのは困る。と強い意志の母。

歯医者一件落着、帰りの車中で
母「今日ガス屋さんが来るから?」
私「どうして?」
母「ガスがつかなくなったから」

私心の声(いや、そんなことないし、ガスつくし)

最近の母は、思いつくと、自分でドンドン電話をかけてしまい、物事を大きくみんなを巻き込んでしまいます。

ガスは確認し、すぐガス屋さんへ電話折り返し、訪問を中止して頂きました。

私「お母さん、何か困ったことがあったら私にまずは聞いてくれないかな?私でわかる事もあるから(殆ど分かると思うし)」
母「うん、上の空な返事」



バタバタした事は解決し、その後、母と買い物へ行きました。
ドーナツ🍩やカロリー高そうな物の前で立ちどまる母

私「お母さん、そういうのは暫く買いませんよ」
母「見るぐらいいいじゃない」
プンプン 中程度

しかし、母の後ろ姿を見ると退院後のような、ガクッと痩せた背中。
顔もよく見ると、頬がげっそりこけている?

私「お母さん、お水飲んでる?」
母「月曜日の受診で糖尿病再発、腎臓もよくない、言われてから飲んでない」
私「それは、良くないよ」

などと話しながら、母娘2人とも、再発の件はかなりショックを受けている状態です。
早く切り替えなくちゃ。

対策としては、
①毎日夕食を配食にしてみる。
②ヘルパーさん、(月水金時に、葉物や高野豆腐等の煮物作り置きをお願いする)
③デイケアのランチ主食150g→100gに変更
④間食なし

と、食事の管理をしていく。
どこまで、できるか分からないが、とにかく次回検査までやってみよう!!

成せばなる!   はず、、、


それから、母の口から
「ショートステイに行こうかな?」
という言葉がでた。次に
「春に見た、老人ホームに入ろうかな?」

独居に戻って1ヶ月で、a1cの数値が激悪くなり、たんぱくもかなり降りている状況に自信を無くした模様。
独居だと、見えない部分も増える。いったい楽しそうだったけど、この1ヶ月どんな物を食べていたのかな

食事の嗜好は変えるの本当に難しい事を実感、しかも、記憶力が衰えている年代にとっては。


とにかく一度聞いてみたら、
老人ホームは只今4ヶ月待ちとのこと。
実際入るかどうかは別にして、申し込みのみしてみる事にした。
その書類書きが、面倒だけど、一気に仕上げる自信もないので、ちょくちょく書き始めだしました。

着地店がまだ見えないけど、一つずつ、塗り潰して行ってみようと思っている。

私の方の体調的には、又母の事を考えると、涙が溢れるようになってきているので(こちらも再発)漢方を飲み出した。

なかなか状況が落ち着かないなぁ〜とは、思うけど、全てを受け入れて、母の思いに耳を傾けていきたいと思う。

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