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碧(みどり)


おおぞらへ とびたつとりを
 むかえいれ やさしくひかる みどりのやまやま

碧(あお、みどり、へき)
もとは碧玉(へきぎょく)からきているらしいですが、Googleで調べると、碧玉は、光輝く宝石のような青い石と書いていますが、広辞苑では、①みどりいろの玉②不純物を含む石英と書いています。どちらでしょうか。

だけで調べると、あおみどり、深い青となっています。
碧の字の王は、元は玉ということで、宝石を表します。
なので王のついた(偏)はおうへんと言わずに、たまへんといいますよね。

私はこのという字が大好きで、これを表したいがために、この歌をつくりました。
(歌は平凡ですが)
青のような緑のような、なかなか簡単に表せないような深い色でいて、透き通った色(と思いたい)そんな魅惑的な色が碧。深い青を表す熟語が多いようですが、(碧空、碧天など)
私はみどりと読みたいです。
そして、山が好きなので、碧の山としました。

元々日本は青の概念が強く、信号も、♫赤青黄色、青になったら渡ろう〜♫
という歌でもあるように、緑の信号も青と歌っていたし、野菜の色も緑の葉っぱなのに、青菜と言ってますよね。
青の色彩範囲が広く、緑も青も同じように青で表していたのかもしれません。色の詳しい歴史は調べていませんが。

歌の意味は
山は深い色をたたえながら、落ち着きはらい、親が子を見守るように、師が弟子を見守るように、飛び立つ子らを大らかな気持ちで、受け止めようとする心を、山のみどりで表しました。

私の誕生石はエメラルドなので、それがこの字に惹かれる原因かも知れないですが…
ただエメラルドは和名は翠玉(すいぎょく)で、残念ながらこちらの翠(みどり)ですね。

ヘッダーの絵は、水彩で色を表してみました。宝石のような輝きも出してみたかったのですが…難しいです。

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