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WD#89 death fever

先週、修学旅行4日のうち3日目まで飼いたので来週4日目とその後の話を書くという旨をお伝えしたと思う。なので、今回は4日目から、その後に至るまでの話をさせていただく。

ただ、ひとつ言っておきたいのは、私は今「インフルエンザA型」を罹患している。そのため、4日目の話以降はただひたすらインフルとの戦いの話が続くことをご了承下さい。そして4日目の話も、「こいつはこの翌日からインフルになる」という目線でご覧ください。




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全ての発端は実は3日目の夜だった。ちょうど先週の日記を公開し終わり、部屋にあった煎茶をポットのお湯で淹れて飲んで寝ようかなと考えていた12時ごろ、ほんのわずかに喉に違和感を覚えた。ただ、そこまで痛いわけではなく、ちょっと引っかかるくらいだったので、「これくらいなら一晩寝たら大丈夫大丈夫♪」と思い特にマスクとかもすることなく寝た。これが終わりの始まりである。

翌朝。喉が普通に痛い。が、ギリギリ活動に支障をきたさない程度だったのでとりあえず部屋の片付けとか朝食とかを済ませ、足早にホテルを出てバスに乗り込んだ。

この日は小樽観光という個人的にかなり重要視していたイベント。食べ物も美味しいと聞いていたのでこのタイミングでの喉の痛みは嫌がらせでしかない。

喉の痛みを気にかけながら小樽に着き、最初は海鮮丼を食べようということになっていた。試練である。目的の店にまっすぐ向かい、幸い大して並ぶこともなくカウンター席へ誘導された(1人みたいな書き方だが4人グループで行った)。

いざ食べてみるとめちゃくちゃ美味しくて、実際のところ喉の痛みは食べてる時はそこまで感じなかった。海鮮丼を食べ終わってもまだ余力があったのでホタテを頼んで焼いてもらったくらいには元気だった。やっぱり食べ物の力ってのはすごい。

その後は色々お土産とかを買いつつ、収まらない喉の痛みに苛立ちながらも普通に小樽を楽しむことができた。帰りのバスに乗り込んだ時には、喉の痛みは少しだけ進行していた。





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新千歳空港着。喉がヤバくなってきた。友人に流石に相談すると「乾燥なんじゃない?」と言われた。確かに北海道はめちゃくちゃ乾燥してるって誰かが言ってたな。部屋も何回か換気してみたりしたから、それで喉がやられたのかもしれない。熱を測った時熱はなかったから、喉さえ治せばなんとかなるだろう、と思っていた。

帰りの飛行機では何か軽食を買っとけと先生が言ってたが、喉のせいでそんな気にすらならなくてただ空港のロビーで携帯を見てたら充電が切れそうになって、「今の自分、何にも上手く行ってないわ」と思った。

そしてそのまま友達にもらったのど飴を舐めながら飛行機に乗り、音楽を聴きながら帰路に着いたのだった。





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そう、散々だった。いやでも、結構楽しかったよ、本当に。後半の空港とかはマジでテンション低かったけど修学旅行全体としてみたら喉痛くない期間の方が長かったしスーパー楽しい時間を過ごさせてもらったと思ってる。劇を除いて。





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翌日、本当は友人と遊ぶ予定を入れていたのだが、朝起きてなんとなく気分がぼんやりとしていて、体温を測ったら37.4℃だった。というわけでここは一回無理せず寝とこうと思い再び眠りの中へ。

すると目覚めるたびに体調が悪化した。体の関節とかもなんか痛いし、これは噂に聞くインフルとやらかもしれないと思いながら天井を見つめることしかできなかった。

この段階くらいで医者にかかっとけば早めの治療でもっと早く良くなったのかもしれない、と今になって思う。





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その翌日。目覚めてもしんどいので父親にかかりつけ医まで運転してもらい、しっかりとインフル(A)だと告げられた。その帰りには車のナビのテレビでラビットをずっと見ていた。おいでやす小田がパンを食べていた。

インフルの処方薬としてメジャーなのがイナビルという吸引薬で、ここ数年インフルとは無縁だった(コロナでマスクしてたこともあったし、昔はもっと体も強くて免疫がしっかりしていたんだと思う)ため久々に吸った。エグい味の粉末が口腔内に拡がっていった。

そしてお馴染みのカロナールなどもしっかり飲んで、ただ寝る。もうその繰り返しである。





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翌日。兄に感染した。しかし兄は大学が休みの真っ只中なのでなんの支障もない。しかも兄はもうこの段階でイナビルを獲得したため早速快方に向かっているではないか。舐めプだ。イナビルが遅かったためめちゃくちゃ苦しんでる弟を横目に呑気にギターとかを弾きやがる。帰ってくれ。

わたしは全くよくなる兆しがない。学校ももう始まったというのに、わたしはその期間を有効活用するわけでもなく、たまに思いついたように起きて、なんか食べれるもんを食べて薬を飲み、ぼーっとニュースを見てまた寝る。そして寝たら熱が上がってるという地獄のループから抜け出せなくなっていた。発症3日目にして、多分1番キツい時期に突入。熱にこんなに困らされるとはな。去年は気絶させられるし。どうなってるんだ。

この頃のマックスの体温は40.3℃まで上がっていた。死にかけ。助けてくれ〜




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翌日。全く風呂に入ってなかったので、体温も7度台に落ち着いたため一回シャワーだけ浴びた。めちゃくちゃスッキリ。そしたらそこからなんとなく調子が良くて、「お、これはいけるぞ!」と思いちょっと課題してみたりゲームしてみたりしたら、夕方になるとかなり疲れてきて、「一回寝るか…」と思い寝ると起きたらもうアズカバンの囚人がやっていた。どうしてくれるんだよハリー。

しかも熱を測ると38.2℃に舞い戻り。確実に調子に乗った。あんなにはしゃぎゃなきゃよかった。そんな自責の念に駆られながらこの日は幕を閉じた(そういえば熱で休んでる時って1日が一瞬すぎてビビる。さっきあさイチを見たのに、もうnews zeroがやってる)。




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翌日(土曜)。昨日のせいで普通に体調が悪い。体温が上がったり下がったりをすごい頻度で繰り返してくるためめちゃくちゃ暑くなったり寒くなったりする。ましてや自分は暑いのが苦手なのに、熱が下がると暑くなるのでそれがかなりキツい。もうこれに悩まされて5日になる。なんでこんなに治らないんだ。インフルやな奴。

そして今日発熱していることによって月曜復帰が不可能となった。熱が落ち着いて二日間在宅なので、土曜に発熱してしまった以上最速での復帰は火曜日となる。あー。課題とか出すの遅れるなあ。職員室行くのやなんだよなあ。なんか「明らかに自分のじゃないテリトリーに入る感じ」がやなんだよなあ。わかる?ねえ。最初喉が痛かったときはまさかこんなに長い戦いになるとは想像していなかったな。





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そして日曜。かなり熱が落ち着き、平熱にまでなんとかおとしこむことができた。ただここで色々やりすぎると金曜の二の舞なので、ちょっと課題して、また寝て、ちょっと日記書いて、寝て、食べて、みたいな刻んだスケジュールを送ることで体力を温存している。

自分が中学のころは、多分マスクもしてたし、めちゃくちゃ運動してたから免疫がすごかったと思う。しかし今の私はマスクも全くしていないし、運動とも全く無縁のハイパーインドア部活にうっかり入ってしまったが最後全く手についていない状態が常になってしまっている。このままだとかなり病気に弱い輩になってしまう。適度な運動を心がけていきたいものだ。




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はい、というわけでほとんどがインフルの話でした。一個一個が短くて割と読みやすい形だったかな。これはかなりビューも稼げるんじゃないでしょうか。自分の体調を捨てた代わりにビューくらい獲得してもいいんじゃないか。それくらいの見返りがあってもおかしくないんじゃないか。

出すのが遅くなったのは、すいません、忘れてたからです。なのでこれは日曜の夕方くらいにハッとなって大慌てで書いたんです。

それではみなさん、このまま順調に回復すれば火曜日にお会いしましょう(火曜に復帰してもクラスとかでもうある程度されたであろう修学旅行がしづらいというのが難点)。





【今週の来てないお悩み相談】

ボウリングでいいスコアを出す方法が知りたい

あー、いいスコアね。わかります。でもね、出ません。諦めてください。机に向かって勉強してください。ボウリングに行かないでください。いいスコアを出そうとか、そういう、邪(よこしま)な心がある時点で、ボウリングとは距離を置くべきです。

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