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助手席(心霊ではない)

 note用に人から聞いたネタを書き出してる最中に思い出した「あれは一体何だったのだろう」という話。春か秋か忘れたが中学3年生の部活の帰り道、いつも通る先輩の家の前を通った時にタクシーが目の前からやって来たので、何気なく運転席を見て凍りついた。隣の男性ドライバーに寄りかかるようにして身を預け虚な目で何処かを見る中年女性が助手席に座っていた。ただそのボサボサの髪を含め風貌や表情が物凄く怖かったのだ(以下の幽霊画はかなり似ていたので貼った)。服装などは顔のインパクトがとにかく強過ぎて思い出せない。色々な心霊話・ホラー映画・お化け屋敷を、見聞き体験したけど、ダントツでその時遭遇した光景がone of the mostで怖かった。気持ち悪かったのがそんな怖い顔をして寄りかかられてるのに運転手は何も無いかのように涼しい顔をしてて、後部座席が何故か空いていたことだ。荷物が沢山あって後部座席に積んでいただけかもしれないが「なんで後部座席空いてんのに助手席座るんだ?気持ち悪りぃ…」と思ったのを覚えている。まぁ幽霊見たこと無いので人間だと思うが、そういえば変な客がいたな〜という話でした。


まじでこんな感じ、昔住んでたアパートの料理が上手い隣人にも少し似てる


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