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【 潜在的自己中 】

目に見えて分かりやすく「自己中心的」なやつは
当然『自己中』呼ばわりされて嫌われるけど

そうやって『自己中』を煙たがり嫌ってる人間も
じつは『潜在的自己中』だったりする

人間どう足掻いたところで
自分の目で見て
自分の耳で聞く
自分の口で話すし
自分の鼻で匂いを嗅ぐ

そうならないように注意を払ってはいるけど
やっぱり全ては自分の考えなんだ

『自己中』にはなるまいという
自己中心的な考えで動いてる

たとえば
よく自分の考えを口にする人がいるけど
もしそれに異を唱える反対意見を持つ人がいれば
除けてはいないだろうか

障害の世界、人種の世界、性別の世界、、
世の中にはいろんなマイノリティーが存在する

自身が身を置く、あるいは血縁者、親縁の者が
関係しているマイノリティーに関しては
〝わたくしごと〟として捉えやすいが

まったく疎遠の世界のマイノリティーに関しては
急に空々しくなる

これこそまさに『潜在的自己中』と言えるはずだ

意識するしないに関わらず

われわれは自分という枠に囚われ生きている

広い心を持ち〝公平なふり〟はできても
個々が『潜在的自己中』なのだから
そういうふうに戒め言い聞かせる、思い込むくらいしか
自己中から逃れる術はないのである


ひいてはその究極が「地球沸騰化」を招いた

生物すべてが種の保存を賭け自己中心的だが
なかでも人間は知恵がはたらく分 格段始末に負えない

「タモリステーション」の『沸騰する地球』特集 怖かったです

ex)人間社会で生きていく


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