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旅のスケッチ

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旅で出会った小さなエピソードを心象風景とともに紹介します
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記事一覧

ぼくが訪ねた四国八十八カ所のあるお寺

家族で四国に出かけた。お遍路さんをたくさん見かけたよ。ぼくたちはお遍路をしたわけではない…

室戸岬にて

室戸岬に行きました。初めての訪問です。高知から車で国道55号線を通り一路室戸岬に向かいま…

ガード下の機械工具街とパナソニック創業の地

阪神野田駅の近くに「野田阪神機械工具街」と呼ばれる地域があります。阪神電車のガード下に工…

喫煙ルームはあるけどトイレがない!

所用で新幹線の西明石駅を利用しました。驚いたことがひとつあります。新幹線のコンコースにト…

案内板が真っ白!

ヘッダーの写真は西伊豆の「恋人岬」という展望台から見た景色です。富士山はわかりますが、そ…

メルボルンのカフェで「津軽海峡冬景色」を歌う

初めてオーストラリアを訪れた時、メルボルン郊外の落ち着いたカフェに行きました。ステージで…

南から来た枕の贈り物

伊豆半島の成り立ちを知る貴重な溶岩を見ました。西伊豆にある一色の枕状溶岩(pillow lava)と言われるものです(ヘッダーの写真)。枕状溶岩というのは海底で流れ出たマグマが固まって出来た溶岩で、細長い枕のような形をしていることからこの名がつけられました。 枕状溶岩のでき方↓ 一色の枕状溶岩は伊豆半島で最も古い時代の地層と言われる仁科層群(約2000万年前~)にあり、その大部分は海底噴火により流れ出た溶岩や水底土石流の堆積物から成り立っているそうです。これらの地層からは

野原に現れた昭和の世界

西伊豆の松崎を訪れました。野原に人がたくさんいるのが遠くから見えました。牛やヤギもいて長…

沖縄再訪:緩やかな曲線に悠久のロマンを感じる

(2月に沖縄を旅行したときの記録です) 沖縄を訪れる楽しみのひとつにグスク巡りがあります…

夜の闇に浮かぶ幻想的な,窓

数年前、京都の町を歩いていたら幻想的な影絵を目にしました。下京区の飲食店で2階の窓に楽し…

沖縄再訪:沖縄戦激戦地の案内板から読み取れるのは?

沖縄戦激戦地のひとつに「シュガーローフ」(「慶良間チージ」)と呼ばれる場所があります。那…

沖縄再訪:子どもたちの元気な声が聞こえてくる

(2月に沖縄を旅行したときの記録です) 沖縄県北部、国頭郡の今帰仁(なきじん)村の国道を…

沖縄再訪:ひめゆり学徒散華の荒崎海岸で

(2月に沖縄を旅行したときの記録です) 沖縄県糸満市、本島最南端の荒崎海岸を訪れました。…

沖縄再訪:沖縄最後の銭湯

(2月に沖縄を旅行したときの記録です) 沖縄に最に残った銭湯に行きました。沖縄では銭湯のことを「ゆーふるやー」と呼びます。1960年代には300軒以上あったそうですが、現在はコザにある「中乃湯」1軒になってしまいました。 その「中乃湯」に行ってみました。入口の外の椅子に女性が二人座って話をしていました。一人が「中乃湯」をやっている「シゲおばあ」です。暖簾も番台もなくてシゲさんにお金を渡して入ります。一人350円。シゲさんに「ロッカーはありますか?」と聞いたら、「大丈夫さ。