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2024/01/07 インドにグルメ系インフルエンサーの時代が到来か? 気になる記事3選

こんばんわ!
第3回目となる本日は、スタートアップ、自動車業界、フードインフルエンサーに関する記事を紹介します。

記事1

見出し:

Unicommerce IPO 書類を提出。 ソフトバンク、エースベクター、B2キャピタルが2980万株を売却へ

注目ポイント:

eコマースバブルが続くインドでソフトバンクが投資の受注管理支援のUnicommerceが上場の予定です。評価額は310億円越えか?

要約:

UnicommerceがIPOのドラフト提出を行い、株主のAceVector Group、B2 Capital、SoftBankが合わせて2980万株を売却することがThe Economic Timesにより報じられた。
提案書では、SoftBankが1620万株(15%)、AceVectorが1140万株(10%)、B2 Capitalが220万株(2%)をそれぞれ売却する。
Unicommerceは、2022年度から通期営業収益が52%増加し、収益が9億ルピー、純利益が6400万ルピーに増加している。
同社は2012年に設立され、倉庫と在庫管理、注文管理、オムニチャネル小売管理、販売者管理などを提供している。

記事2

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2023年さらに多くのインド製車が海外の道で走る

注目ポイント:

2023年度はインド国内の乗用車販売数が過去最高を更新し、順調に成長している自動車産業ですが、2024年はアフリカ・中東へのハブ拠点としての重要性も高まる年となりそうです。

要約:

2023年には、トヨタ、フォルクスワーゲン、ヒュンダイ、マヒンドラ、タタモーターズ、ホンダ、スコダ(チェコの自動車メーカー)など、主要な自動車メーカーが、車両の輸出を大幅に増加させている。
Jato Dynamicsのデータによれば、市場シェアトップのマルチ・スズキ(スズキの子会社)は261,700台を輸出し、新記録を達成している。(*1:トヨタの2023年度上半期の日本からの輸出台数が879,170台)
ピユーシュ・ゴヤル・インド商工大臣は、Bharat Mobility Global Expo 2024で、2030年までに国内で製造される乗用車の50%を輸出するよう自動車業界に呼びかけた。
2023年のインドの車輸出は671,384台で、前年比4%増加している。
トヨタはインド製のUrban Cruiser HyryderハイブリッドSUVを南アフリカと西アジアに輸出している。
マルチ・スズキは今後5-8年でインドからの輸出を3倍にする計画であり、現在の主要な輸出市場にはチリ、南アフリカ、サウジアラビア、コートジボワール、フィリピンが含まれている。

参考情報:
2023年度のインド国内販売台数は、マーケットシェア41.6%でマルチ・スズキが1位、14.9%でヒュンダイが2位、2.3%でタタモーターズが3位となっている。

*1:https://global.toyota/jp/company/profile/production-sales-figures/202306.html


記事3

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フードフルーエンサーの多面性: インフルエンサーが多すぎるということは、一部の人だけがお金を稼いでいるということ

注目ポイント:

日本でも巣ごもり需要からインフルエンサーの一大ジャンルとなったグルメ。インドでもその傾向は同じですが、一部の有名インフルエンサーのみに富が集中し、中堅インフルエンサーはフォロワーに比例して、収入が少ないとの記事です。クラシルやクックパッドなどのグルメ系メディアが日本ほどの存在感を占めていないので、そういったインフルエンサーの受け皿として、今後グルメ系メディアは増えていくのではないかと推察します。

要約:

フードフルーエンサーズ(foodfluencers:フード&インフルエンサーの造語)はさまざまなジャンルを含み、既に多くのインフルエンサーが存在するため、その中で報酬を得ることが難しい状況が続いている。
Instagram Reelsの登場により、フードフルーエンサーは多くのフォロワー数を得られるようになった。
しかし、フードフルーエンサーの数は増えているものの、報酬は比例していない。フードコンテンツは飽和しており、
大手テックインフルエンサーがYouTube動画で100万ルピーから150万ルピー、有名シェフは50万ルピーから60万ルピー程度の収入となっている。
一方、1000人から1万人のフォロワーを持つナノインフルエンサーの収益オプションは限られており、地域の人気インフルエンサーは5,000ルピーから10,000ルピーのわずかな報酬しか得られていないという。


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